『美坂家の秘め事』36
「アァッ…拓兄ぃ、拓兄ぃっ!もぅっ…」
「ダメだ!まだイクなよっ!」
栞の絶頂が近づいているのは拓弥も繋がった部分から感じ取った。
自分も昇りつめようとさらに激しく腰を打ち付ける。
突き上げるたびに押し出された愛液が結合部からたらたらと流れている。
「あぁっん!ひぃっ!」
栞が声を上げるたびに拓弥の肉棒は締め上げられる。
「あぁっ…くぅっ!」
拓弥は今にも爆発してしまいそうになるのを唇を噛み締めて堪えた。
いつまでもこうしていたいほどの快感だ。
今果ててしまうのは勿体ない。
けれど拓弥はもう限界に近づいていた。
「栞ッ…あぁっ…!」
「拓兄ィッ!もう…いっちゃうっ!」
二人は抱きしめながらお互いの唇を貪るように合わせた。
―36/138―
[*前] | [次#]
コメントを書く * しおりを挟む
[戻る]