『-one-』
温泉旅行! P10
「はぁ…もぅ…ビックリしたんだよ!」
「だから、ごめんって」
麻衣の姿を見た途端思わず立ち上がった陸はその後大声で叫んで暴れる麻衣を宥めて落ち着かせるのに苦労した。
ようやく落ち着いてくれたところだった。
「それにしても…びっくりだね」
二人は並んで温泉に浸かる。
「悠斗のやろ、何も言わねーし」
陸には麻衣が同じ旅館に来ている事を知らされていなかった。
陸はブツブツと文句を言う。
「まぁまぁ…後で言おうと思ったんじゃない?」
怒る陸を麻衣は笑いながらなだめた。
麻衣がそう言うならいいかと思いながら隣に座る麻衣をチラッと見る。
麻衣の顔を見ると麻衣が後ずさった。
そして陸が近寄る、麻衣後ずさるを繰り返して麻衣は隅へと追い込まれた。
「り、陸…?」
「露天風呂で裸で二人きり…」
さっきまで半勃ちだったの自身はすでに完全に起き上がっている。
「麻衣、すげー運命感じる」
「こんな所でダメだって…」
唇にキスをして湯で濡れる首筋へとずらしていく。
首筋をチュッと強めに吸うときれいな赤色がついて指で触れた。
「ちょ、ちょっと何してんの」
「俺のモノって印つけといた」
「もう!って人が来たら困るから私先に出るね」
(ここまできて止められるか…)
「なら、あっち行こ。岩陰で見えない」
陸は麻衣の手を引くと入り口から陰になって見えない場所へ連れて行く。
「後は麻衣が声を出さなければ大丈夫…ね?」
ちゅっ…くちゅっ…
初めは嫌がってた麻衣の舌もだんだんと激しく陸に応えた。
角度を変える度に口角から雫が落ちるのも気にせずに二人は夢中で舌を絡めあう。
陸の手がソッと胸に触れると麻衣の体がピクッ反応する。
「ね…もうすごい勃ってる…」
麻衣に囁くと硬くなった蕾を優しく摘む。
「ん〜…ふぅ…」
麻衣の声がキスの合間に漏れ聞こえる。
(人が来るとマズイし…ゆっくりは出来ないな…)
陸は麻衣の足の間に割り込み手を湯の中へともっていくと温泉とは違うぬめりを感じた。
「ぬるぬるしてる」
唇を離して耳元で囁いた。
瞳を潤ませて口を半開きにしてる麻衣にまた欲情した。
「麻衣の感じる所はココだよね」
中に指を入れると麻衣の気持ちいい場所を指でグリグリと押さえた。
「あっぁぁ…あん…」
体に力が入り麻衣の手がギュゥッと陸の肩を掴む。
目を閉じて下唇を噛んで耐えている姿が可愛い。
「人来るといけないから、もういい?」
快感に耐えている麻衣は赤くなって小さく頷いた。
「外に出すから…」
「今日は大丈夫…だよ?」
麻衣が恥ずかしそうに言う。
(初ナマ…そして初中出し…)
その言葉だけで陸の体は激しく反応した。
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