『-one-』

公認彼氏 P25


「いやっ…あぁっん!…こんなとこじゃ…んぅっ…」

 腰を突き出す度に麻衣は嬌声を上げる。

 抗う言葉は弱々しくなり自由になった手を窓に付いて激しく揺れる身体を支えていた。

 突き上げる度にジュブジュブと音を立てて押し出された愛液が太ももに飛び床にも滴を飛ばした。

「気持ちいいだろっ…ほらっ、すっげぇ締め付けてる…」

「あぁん…いい、いいのぉ…」

 欲情に火が点いた麻衣は腰をくねらせた。

 麻衣の中は蠢き腰を引くたびに絡みつくような襞に吸い付かれた。

 一度出したのに二度目の精もすぐに爆ぜてしまいそうなほど張りつめている。

「ふっ…麻衣っ…しっかり手付いてて」

「ん…な、何ぃっ!?」

 膝裏に手を回すと麻衣の両足を持ち上げた。

 急に身体が宙に浮き驚いた麻衣が必死に窓にしがみ付いた。

「ほら…窓に映ってる…」

「イヤァ〜〜ッ! 見ないでぇ…」

 足を大きく開き繋がっている部分がはっきりと窓に映って見える。

 出し入れしているのを見せ付けられて麻衣は首を横に振っているが感度が増したのか締め付けが強くなってきた。

「いいよ、麻衣っ…すげぇいいっ」

「あぁ、あぁぁっ!」

「ココ? ココが気持ちいいだろ…奥をグリグリされると達きそうだろ?」

「あぁん! いい、いいっ…」

 麻衣の足を腰窓の枠に掛けて身体の負担を減らすと下から突き上げるスピードを速めた。

 溢れた蜜が砲身を伝いカーペットを濡らしていく。

「陸、陸ぅ…イッちゃうぅっ…」

「いいよ、ほらっ…イカせてあげるっ!」

 麻衣の身体を窓に押し付けて腰を叩きつけた。

 激しい息遣いと粘液の交じり合う音が続き二人が短く叫ぶ声はほぼ同時だった。

 麻衣の身体に覆い被さりながらドクドクと吐き出す精は収縮する麻衣の中へと吸い込まれていく。

「はぁ…お腹が熱い…」

「ふぅ…すごい出た…俺を感じる?」

「ん…いっぱい出てる…零れちゃう…」

「零れないように力入れてごらん」

「ウゥッ…」

 吐き出したばかりで敏感になっているモノを強く締め付けられて思わず声が漏れた。

 その刺激がまた硬さを取り戻す引き金になったのは言うまでもない。

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