『-one-』
SWEETNESS P38
「エッチな麻衣ちゃんはもうおねだり?」
からかいながら麻衣のお尻をペチンと叩いた。
少し膨れた顔をしてフンッと横を向いてしまった。
「これからもエッチする前にはお酒飲もうか?」
ガキ大将の気分だった。
困った顔も照れた顔も感じてる顔も全部自分がさせてるのだと感じたい。
「酔ってる時は素直で可愛いもんね?素直で甘えんぼでエッチで俺のことすっごい大好きな麻衣ちゃんになるもんね」
「別にお酒飲まなくても…」
「飲まなくても?」
恥ずかしさと理性が勝って出来るわけがないのは分かっている。
でも意地っ張りな麻衣は時々びっくりするような行動を見せてくれる。
「い、今だって酔っ払ってないもん!」
(“もん”って言ってる時点で酔ってるんだって)
お見通しの陸は余裕の表情で笑って見せた。
麻衣は悔しそうに口を尖らせた。
「うぉっ!ちょ…あぁっ…」
突然麻衣が激しく腰を上下させた。
胸に手を置いてまるでAVのように足をM字に開いてジュブジュブ咥え込んでいる。
「ちょっと待って…あぁっ…んぅ」
陸は情けない声を上げた。
油断していただけに体がついていかない。
ましてや寝ている自分に跨って激しく腰を上下させている麻衣は恍惚の表情さえ浮かべている。
動くたびにさっき吐き出した白濁が掻き出されて竿を伝い泡立つ様子がはっきり見えた。
どんなAVを見るよりも卑猥だ。
「あっあっん…私も出来るもんっ…降参?ねっ、あぁっん…ごめんなさいするぅ?」
(降参?麻衣はまだまだ詰めが甘いんだよっ)
「ごめんなさいするのはどっち?」
陸は腕を伸ばして麻衣を力いっぱい引っ張るとそのまま体を入れ替えた。
まるでマジックのように一瞬にして麻衣を組み敷く。
「で?誰が降参だって?」
形勢逆転。
陸は麻衣の両腕を片手で持って頭の上で押さえつけた。
そのまま腰を動かした。
「あぁっ!」
「二回も出してるから次はすぐには離さないからね?覚悟はいい?」
腰を音がするほど激しく打ち付けた。
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