『-one-』

SWEETNESS P31


「舐めていい?」

「聞かないぇ…」

 麻衣はイヤイヤと首を横に振っている。

「でも…嫌じゃないんだ?」

 わざと意地悪に笑ってみせた。

 麻衣はさっきよりも激しく首を横に振りながら足もバタつかせた。

「麻衣…足持って?」

 シーツを掴んでいた手を離させて膝裏を持たせた。

 倒れないように麻衣の腰を胸で抑えながら陸は秘密の場所を暴くようにゆっくりと両手で左右に広げた。

 くぱぁと音がして秘密の入り口が姿を現した。

「あぁっ…恥ずかしいのぉ…」

 麻衣は顔を横に向けているが本気で嫌がっている様子がないのを確認する。

 陸は舌を出して下から上へとひと舐めした。

「ひゃぁぁっ」

 麻衣がブルブルッと足を震わせる。

 ぴちゃっと舌が吸い付く感じを味わえながらゆっくりと花芯まで舐め上げる

 一度で拭いきれなかった愛液を啜るように口を付けた。

「ジュルッ…ジュルルッ…」

 陸はワザと音を立てながら啜った。

 だが麻衣の蜜壷は入り口をひくつかせながら新しい蜜を溢れさせる。

(いつもと全然違う…)

 尻まで濡らすほど感じている麻衣に興奮した陸は徐々に舌をずらしていく。

 陸は手をわずかに下にずらして左右に開いた。

「えぇっ…」

 麻衣が困惑したような声を上げた。

 だが陸は構わずそのまま固く閉じた蕾に舌をつけた。

「ひぃぃぃっ!」

 麻衣の体が大きく揺れた。

 開くように左右に引っ張りながら器用に腕で麻衣の太ももを上から押さえつけた。

 ピチャピチャと音を立てながら舐める。

「だめぇっ…そんなとこ汚いっ…舐めちゃいやぁぁ」

 麻衣が激しく体を捩る。

「汚くなんかないよ。すっごく綺麗だよ」

 陸は口をチュゥッと押し付けると皺をなぞるように尖らせた舌を這わせた。


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