ちゅぽっと口を離すと少し熟れた実のようになって濡れた感じが淫らに見え陸はもう片方も同じように口に含んだ。

「んっ…ぅ…」

　短い喘ぎ声が断続的に麻衣の口から聞こえる。

　ひとしきり楽しむと胸を揉みながら唇だけを下ろしていく。

　みぞおちからへそ脇腹にキスを繰り返しながら水色の下着に包まれた部分は通過して柔らかい太ももにキスをする。

　しっかりと閉じていた太ももはキスを繰り返す度に少しずつ開いていく。

　陸は飽きる事なく太ももにキスをして内股に舌を差し込んで上へ向かって舐め上げる。

「んんっ…ぁ…」

　足が開かれていくと隠れていた奥が顔を出した。

　中央部分が水色からうっすらと青く変わり始めている。

「麻衣、足開いて？」

　陸は麻衣が動かすのを手で誘導しながら膝を立たせてM字になるように開かせた。

　さっきよりもはっきりと青色が現れた。

（すごい濡れてる…）

　陸は逸る気持ちを抑えながら足の付け根と下着の境目を舐める。

　吐息のような声を漏らす麻衣の足は微かに震えている。

　快感が高まって来ている麻衣を焦らすように愛撫を続けた。

「気持ちいいの？」

　分かっていてわざと声を掛けた。

「気持ちいい…っ」

　もう堪らないというような麻衣の声に思わず口元が緩む。

　陸は麻衣の足に手を掛けて奥へと倒して少し腰を浮かせた。

「チュッ、チュッ…」

　触れられなかった部分にキスをしていると大きく色の変わった部分が目に入った。

　ちょうど尻の下になっていた部分に大きな青色の染みが出来ていた。

　それを見た途端陸は一気に下着を脱がした。

　無防備に晒された麻衣の恥ずかしい所を開くように陸は麻衣の足をグイッと奥へ倒す。

　麻衣の体が戻ってしまわないように陸は自分の体を支えにした。

「すごい…ぐちょぐちょだよ」

　そこは濡れそぼって下の固く閉じた蕾も濡らし妖しく光っている。

「やぁ…恥ずかしいから下ろしてぇ…」

「恥ずかしくないよ。すっごいやらしくてたまんない」

　バタつかせる足を押さえ込むと何もしていないのにぷっくりと顔を出している花芯にキスをした。

「んぁっ！」

　軽くキスしただけで麻衣は体を震わせた。

　いつもよりもかなり感度が良くなっている。