『-one-』
僕の可愛いモンスター P13
チュッ−
肌を吸われた事に気付いて陸はアァーッとまた額に手を当てた。
シャツのボタンを留めるのを忘れていた。
麻衣はシャツの間から見える肌に何度もキスを繰り返す。
「ねぇ…麻衣。帰ってからしよ?」
(そうだ…もう帰ろう。帰ってからベッドでたっぷり可愛がろう)
陸は麻衣の髪を撫でながら甘い声で囁いた。
「やぁだ」
だが麻衣もいつもよりも数倍甘えた声で返してきた。
陸はまたも挫けそうになる。
何とか自分に打ち勝とうとしていると麻衣が陸の手を取った。
「麻衣?どうした?」
麻衣は何も言わずに自分の左手を引っ張っている事に首を傾げる。
(ヤバイ…どうしよ…)
自分の手は麻衣のスカートの中へ引き込まれている。
どうしようと迷っていると麻衣が顔を上げた。
「クチュクチュして?」
下着に手を押し付けながらのおねだり。
陸は火でも点いたんじゃないかと思うほど顔が熱くなるのを感じた。
麻衣の口から舌足らずな喋り方で「クチュクチュ」なんて言われてもう我慢も限界だった。
陸は自分の意思で手を動かす。
もうそこは下着の上からでも分かるほどビチョビチョになっている。
「自分でクチュクチュしたの?」
自分でも驚くほど声が上擦っている。
擦るように動かす手も興奮で震えていることに気付く。
「うん。でもぉ…陸のクチュクチュの方が気持ちいぃよぉ」
(もう!どうにでもなれっ!)
陸は耐え切れずに下着の脇から指を突っ込んだ。
そこは熱くぬかるんでいていきなり二本突っ込んでも難なく咥え込んだ。
陸はもう夢中で指を突き立てた。
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