『-one-』
零れた想い P74
「きゃぁっ…あっ、あっあっ…」
陸は夢中で腰を打ち付けた。
麻衣は激しく揺れる自分の体と突き上げられる快感に目を閉じて唇を噛んだ。
「ほら…んッ…すげぇ締め付けてる…」
「…んっ、んんっ…」
「いい?気持ちいい?」
「いぃ…いいっ、あぁ…ッ」
陸は麻衣に自分の首に掴まらせた。
自由になった手で胸を強く握りながら乳首を指で乱暴に撫でまわす。
麻衣に引っ張られるまま体を倒すと汗を掻いている麻衣の首筋に噛み付くように吸い付き舌で舐めた。
麻衣の体にしがみつきながら激しく腰を叩きつける。
「麻衣ッ…あぁ、ごめッ…うぅっ」
もう限界だった。
必死に歯を食いしばって耐えている。
麻衣は自分の足を陸の腰に絡めるとさらに深く繋がろうとした。
「んんっ…いぃ…もぅ…あぁ」
「麻衣、麻衣!いくよっ!うぁっ!」
陸は耐え切れずに爆発した。
勢いよく出て麻衣の体の奥を刺激すると麻衣も同時に絶頂を迎えて、ドクドクと吐き出している陸のモノを締め上げた。
「うぅッ…」
陸は堪らず声を上げて腰を押し付けながら最後の一滴まで麻衣の中で吐き出した。
汗で濡れた髪が顔に張り付いているのを陸が優しく取りながらキスをすると麻衣はうっとりした表情で微笑んだ。
「陸…」
「ごめん、夢中になり過ぎて…でもすごい良かった」
二人はお互いの体を抱きしめながらキスをした。
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