『-one-』

冬篭もり P6


 陸は服を脱がせて下着姿にすると後ろから手を回してブラを覆うように手を重ねた。

「今日はフロントホック?いつも思うけど何だかエッチだよね?」

「なんで?」

 相変わらず陸の唇は麻衣の背中やうなじにキスをしたり、耳たぶを唇で挟んで軽く噛んだりしている。

「だってさ…こうやって外すとね…」

 陸は慣れた手つきで片手でホックを外す。


 ブラが真ん中から分かれて胸が飛び出した。

「麻衣のおっぱいポロンって出て来るでしょ?…もうこんな風にやらしく勃ってるし」

 露わになった胸を直に手で触るとすぐに固くなった乳首に指が触れた。

 指の腹で軽く撫でるように触れただけで麻衣の口から声が漏れる。

「感じちゃう?」

 耳元で囁くように話しかけられると麻衣はたまらなくなり背中がゾクッと震えて甘いため息が漏れた。

「おっぱい気持ちいいの?」

「ん、んっ…うん」

「いい子だね。じゃあこうされるとどう?」

 陸は乳首を指で挟むようにして手で胸を覆う。

 器用に指で強弱を付けながら刺激を与えると柔らかい麻衣の胸をゆっくりと揉みながら上下に揺らした。

「あっ…ん…んぅ…」

 麻衣は鼻に掛かるような甘えた声を出すと頭を陸の体の方に倒しながら、顔を陸の方に向けた。

「やらしー顔、でも可愛いからご褒美」

 陸は顔を寄せると麻衣の唇をペロッと舐めた。

 もう一度舌を出して舐めると麻衣も舌を出して二人は口を開けて深く舌を絡めた。

「ん…チュッ、くちゅぅ…」

 二人の口から漏れる声と音は余計に二人の気持ちも体も昂らせた。

 陸の左手は胸から離れて肌をなぞるように下へと下りて行く。

 左手を下着の中に入れて中に触れた。

 陸はクスッと笑い夢中で舌を絡めてくる麻衣から唇を離すと耳を舐め上げた。

「もうグチョグチョ。ほら…音聞こえる?」

「あぁ…んっ、やっ…」

「嫌?嘘つきだなぁ…」

 陸は麻衣の入り口を指で弄っていたのを止めて少し膨らんだ突起を指でギュッと摘まみあげた。

「ああんっ!」

 麻衣は体を大きく揺らして大きな声を上げると咄嗟に手で口を押さえて前屈みになる。

「麻衣だめだよ」

 陸は麻衣の耳の後ろを舐めながら囁く。

 麻衣は首を横に振って手をどけようとしない。

「声聞かせてよ」

 陸は止めていた胸と下と愛撫を再開した。

 ゆっくりとした指の動きとしつこく耳の後ろ舐められているうちに麻衣の手が口から離れていくと声が漏れた。

「はぁ…あぁ…んん」

「うわぁ…可愛すぎなんだけど」

 いつも抱いているのに陸は横向きのまま自分の腕の中で体を快感に体を震わせている麻衣を見えて思わずゴクリと喉を鳴らした。

「ねぇ…麻衣?」

「…んっ」

 陸が左手だけで器用に下着を脱がせた。

 麻衣は陸の手を受け入れるために左足を少し立てた。

 陸は麻衣の左足を撫でると今度は足の間から手を入れて指で入り口で触れるとさっきと同じように指先で入り口を撫でるように触っている。

「俺ねぇ…麻衣のここ舐めたいのに…俺の限界っぽい」

 陸はズボンの前を苦しそうに膨らませたまま麻衣の尻に押し付けると軽く揺すった。

「陸…もう、そんなに…」

 麻衣は服越しに硬さを感じると期待に胸が高まった。


[*前] | [次#]


コメントを書く * しおりを挟む

[戻る]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -