『-one-』

未来への約束 P3:side陸


「麻衣、脱がせて?」

 麻衣の体を起こして膝立ちになると麻衣がズボンに手をのばした。

 ベルトを外してファスナーを下げた。

 いつもここで止まってしまうから優しく胸を撫でて続きを促す。

「あん…あぁ…ん」

「続きは?」

 恥ずかしそうに下着も両手で下ろすと完全に大きくなったモノが揺れた。

 恥ずかしそうに手を添えて先端にキスをした。

「あっ…」

 その刺激だけでつい声が出てしまう。

 舌を出してソフトクリームを舐めるみたいに丁寧に舐める麻衣の髪を優しく撫でた。

「…っ…はっ…」

 そろそろ次をして欲しくて両方の手で麻衣の胸を愛撫する。

「あんっ…んっ…」

(あぁっ…すげぇいぃ…)

 麻衣が口を開けてしっかりと咥え込んでゆっくりと顔を前後に動かす。

 もっと麻衣の顔が見たくて髪をかきあげてやるとそのまま俺を見上げた。

「…うっ!」

 下からのその視線は男しては最高のアングルなわけで危うくイキそうになった。

 ジュルッジュジュッ…

 やらしい音を立てながら頭が前後に動く。
「麻衣…もぅ、いい…今日は中でイキたい…」

「今日はどっちがいい?」

「上でもいい…?」

 ゴムをつけながら麻衣に聞くと恥ずかしそうに言う。

 その顔に押し倒したくなったけどグッと堪えて仰向けになった。

「麻衣、おいで」

 麻衣は俺に跨り手を添えてゆっくり腰を落とすと先端が入ったと思ったら一気に奥まで入った。

「うあっ…おっきぃ…っ」

 全部入ると腰を前後に動かし始めた。

 下から優しく掴むように胸を揉むと動きが激しくなる。

「麻衣っ…すっげーやらしい」

「い、言わないでぇ…」

 俺の胸に手をついて体を支えてる麻衣の指が時々俺の乳首をかすめてさらに俺をおかしくさせる。

 それが計算じゃないから余計に感じる。

「こうされるの好きだろ…」

 腰を円を描くように動かすと麻衣は手をついたままプルプル震えて耐えている。

 そうさせてるのは俺だと思うと体の芯が熱くなった。

「ぐるぐるしちゃ…だめぇ…」

 だからぁ卑怯だって…いっつもそうやって俺を煽っておかしくさせてばっかだな。

 これでも俺ホストなのに麻衣の事になるとほんと余裕なくなる。

 動かなくなった麻衣の腰を押さえてさっきより激しく腰を回した。

「あぁっん!すごぉいっ!あっぁーっ!」

 麻衣の中がギュッと締まると力が抜けたように倒れてきて体を支えた。

「麻衣…いっちゃった?」

「だってぇ…今日もすごくいぃ」

 体を起こして麻衣を座らせる。

 腰に足を絡めてさっきよりも深く奥まで突き刺さる刺激に麻衣の爪が俺の肩に食い込んだ。

「…っく!俺はまだイってないぞ…」

「もぅ…無理ぃ…おかしくなっちゃう」

 遠慮なく腰を抱えて下から突き上げると麻衣は背中を反らせて揺れる胸を突き出している。

「誘ってんの?またイかせて欲しい?」

 激しく突き上げながら胸に吸い付くとさらに締め付けが激しくなって何度も何度も昇りつめた。

「もぅ…陸、陸…」

「あぁ…俺も、もぅ…あぁっ!」

 下から思いっきり突き上げた瞬間すごい力で締めて上げられて腰を震わせながら果てた。

 腕の中で呼吸を荒くしてもたれかかる麻衣の体を抱きしめ頬にキスをすると嬉しそうな顔をして笑った。

 呼吸が落ち着いた頃麻衣を寝かせて腕枕をして一緒に眠る。

 この瞬間が最近気付いた二人の幸せな時間。

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