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「よし、練習を始めよう。まずは俺と1対1のデュエルを…」

「そんな練習、時間の無駄よ」

あれからデュエルレーンへ移動して練習しようとしたときに金髪美女と某冥府の使者みたいな怪しげな二人組が来た

「WTGPは、タッグデュエルの大会た2対2の方が、有効な練習だと思わないか?」

「何?お前たちは…」
「遊星、今までどおりのデュエルをしていてはWTGPでは勝ち抜けない。己の限界を越えない限り、この先の道は開かれない」
近くで見たら…でっか!ゴーズさんマジでっか!!

「それは…わかっているつもりだ。だからこそ、小波をパートナーに選んだ」

「その選択が間違っていた…そういう可能性もあるんじゃなくって?小波がベストパートナーだっていう根拠は何かあるの?」

は、恥ずかしいって!遊星!!

「根拠なら、ある。小波とのタッグデュエルで、ゴーストに勝った」

「なるほど…だが、真の敵はゴーストなど比べ物にならないくらいの強敵だ」

「真の敵…」

「イリアステル。彼らがWTGPの背後で糸を引いている」

「イリアステル…その名は聞いた事がある」
ここまででの話、ぶっちゃけ俺にはちんぶんかんぷんだ

「イリアステルは、善悪を超越した伝説の組織よ。ただし…邪魔する者は決して許しはしない」

「キミたちに、命を賭ける覚悟はあるか?」
い、命…?

「あなたと小波とで、勝ち抜けていけるの?」

ううっ…

「…俺たちは、組んだばかりだ。発展途上だという事はよくわかっている。だが、俺は小波とのタッグデュエルに可能性を感じた」


「遊星…!」

心に彼らの言葉が刺さる中で遊星が希望の光の如く言葉を言ってくれたことが嬉しかった。


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