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「その可能性に納得できないわ。結局、あなたの思い込みじゃなあの?」
なおもシェリーの言葉のナイフが投げかけられる。…俺、メンタル豆腐なのになぁ
「違う!」
「私はね、遊星。あなたを奪いに来たのよ」
「…………」
「遊星、あなたが組むべき相手は私よ。一緒に優勝を目指すの。あなたの可能性を引き出すのは小波じゃない。私だけよ」
何だが悲しいよりもちょっとむかむかしてきた
「そんな事はない。俺のパートナーは小波だ」
「そうだ、遊星。俺らは誰がなんと言おうがパートナーだ。遊星は毎朝起こしてくれるし、いつも一緒に居るし!これが一生のパートナーじゃなければ何だと言うんだ」
「ふぅ…言葉だけでいくら説得しようとしても、ムダみたいね。いいわ、それなら…楽しみましょう」
「いや、流さないでくれ!」
「ヤろうぜ、遊星。」
「…先ほどの話…タッグデュエルか」
そういう意味じゃないんだけどな…
「そうだ、遊星。私たちは、キミたちと勝負するためにきた」
「小波、どうやら俺たちの絆を証明するしかないらしい」
「おう、任せろ。」
「見せてもらうぞ、遊星。キミの言う新たな可能性…それが、キミがクリア・マインドに到達する道なのかどうかを」
「クリア・マインド…?」
「私たちとデュエルすればわかる。行くぞ、遊星!」
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