シャツの下の秘密
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イッキ「ねぇ、マイー?」


僕はそう言ってマイに抱きつく。


『もうイッキさん、飲みすぎですよ?』


僕に抱きつかれて
抱きつき返すわけでも、振り払うわけでもなく
そのままの状態でマイは言った。


イッキ「えー、そんなことないよぉ。
マイもぎゅーってして?」

『もう、イッキさん酔ってますよね?』

イッキ「んー。」


そう言ってもう少し強くマイを抱きしめた。


本当は酔ってることも
わがままを言ってる事もわかってるけど
どうしてもアルコールには勝てない。


イッキ「こっち向いて?」

『きゃっ。』


僕はマイを強引に自分の方へ向かせた。


イッキ「こっち…見て?」

『っ…。』

イッキ「ふふっ、真っ赤になっちゃって…
可愛いなぁ。」


そう言うと余計に真っ赤になるマイ。

あー、もう
そんな顔したら抑えられないよ…。


イッキ「マイ…。」

『ふぇ?!あっ…。』


僕はマイの着ていたシャツのボタンを
二つほど外し、胸元にキスをした。

長めに…強めに、吸いついた。


イッキ「…綺麗に痕ついちゃった…。」

『…へ?』


口を話して言った僕の言葉に
ワンテンポ遅れてマイは反応した。

ほんとに…可愛い。


シャツの下の秘密


『イッキさん!勝手に痕…つけて…もう…!』

イッキ「んふふー。」

『お酒飲むの止めて
私の話、聞いてくださいよぉ…。』





(お題提供元「operetta」)


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