2回の表『中二病な感じのキャッチャー』

今日も晴天、野球日和♪
こんにちは、千春です!

グラウンドではいつものようにみんなはノックをやっています。

それはさておき、今回紹介するメンバーはちょっと、……ちがった、かなり変わった先輩です。


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「千春姫、今日もやっているのかい?」
「………原先輩、[姫]ってつけるのやめてもらえませんか?」


私を[姫]とつけて呼んだこの人。名前は原 修司先輩。野球部の捕手(キャッチャー)で副部長です。

変わったところといったら、若干中二病なところでしょうかね。


「原先輩、千春にまとわりつかないで俺の練習に付き合ってくださいよ。」
「勇斗、やきもち焼いているのかい?」
「先輩が来ないと「勇斗の練習が「始まらないんです!!」」
「ふ、二人していきあってるね…。ま、それはいいとして、」


キャッチャーミットをはめて勇斗の頭を叩いた。


「いてっ、」
「今日中にシュートを完璧にするんだろ。ボサッとしてねぇでやるぞ。」
「…うすっ!」


そういって二人はブルペンに向かった。
原先輩が私の方を向いた。

「千春、片桐のボールの曲がり具合見てくれ。」
「あ、はい!」


中二病的なことを言わず、呼び捨てで言うときは結構真剣なとき。

やっぱり、ああいっても野球が好きだと言うことがわかる先輩なんです。

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