家族構成設定(サブC)

・家族構成(サブCとして登場可)



*夜風(Yokaze)
與市、與未の父親。183cm。年齢は47前後だが、妖力が未だに有り余っているためか外見は30台辺りで若く保っている
ほぼ隠居と称して普段は妻の都と共に離れにいるため公の場に出てくることは殆どない。行事ごとには時々顔を見せる程度。時々屋敷や村を散策することはあるが使用人や住民には幽霊を見たかのような瞳で見られてしまう。
未だ形式上、與市に当主の座を継承していないので一族の現当主である。本人曰く5年以内には譲る予定
当主となると今以上に自己を抑えつけなければいけないこと、犠牲にしなければいけないことも増えるためそういった思いをまだ與市にして欲しくないから未だに地位を譲らないのだ、という噂や双子を産んでから可笑しくなってしまった都を支えるために隠居同然のことをしている、などの噂もあるが定かではない。

性格は穏やかでマイペース。変な所で抜けていることも多々あり当主として聞いたことを與市へ伝え忘れていることが良くある。
與市、與未共に大切に思っている。都に対しては自分が無理をさせてしまったと気に病んでいる部分もあるのか暇さえあれば側にいる。
新月の日に都が息子たちを傷つけているのは知っているものの、都の暴走を双子以外の者が止める術も今現在ないため何もできない状態である。
自分たちの二の舞にならないよう、官吏たちの必要以上の双子の関わりを止めており與市に関しての婚約も本人の自由にさせている。



*都(Miya)
與市、與未の母親。166cm。年齢は45前後だが、夜風と同じく妖力が有り余っているため30台前後で若く保っている。
現当主、夜風の妻。
ほぼ隠居同然なのと、表向きは療養中のため村の行事ごとにも公の場にも出てくることがない。

以前は聡明で落ち着きのある女性だったが、周りに世継ぎのことを急かされ精神が落ち込んでいたところに双子を出産。與未の抱える妖力の問題を更に周りからとやかく言われることで完全に可笑しくなってしまった。ヒステリック気味。精神が安定している時のみ会話可能。爪は長く伸ばしっぱなし。暗闇が嫌い
與市に関してはどう接すればいいのかわからないのか腫れ物を触るような扱いであり、與未に関しては自己嫌悪を煽る哀れみの対象として接する。


*新月の夜について
都は普段は夜風と共に離れで静かに暮らしているが、新月で月光も届かない夜には決まって我を失ったように双子の片方を求める。
どちらかなのかは月によってバラバラ。
離れの部屋でヒステリックを起こした都によって双子が傷つけられているということは皆怪我を見て知っているものの、双子自身が何もそれに関しては口を開かないため何も触れられない。
屋敷にいる使用人たちも暗黙の了解で、その夜には離れにも双子の部屋にも近づかない。「今夜は兄(or弟)が贄だ」と噂する者もいる
残った片方は基本的に夜が明けるまで自室に籠りっきりで出てこない。
今日が新月だと気づかない使用人も少なからずいるため、その夜はずっと白檀の香を屋敷中に広める程焚いてそれを合図としている。白檀の香りは昔都が好きだった香りでもある


*祖父母
夜風(父方)側は未だ存命。祖父は前当主
都(母方)側は既にどちらもいない。


・呼び方や関係
*與市
夜風→父上
当主として尊敬しているものの、よく大事はことを伝言し忘れられていたりするので素直に尊敬できない。呼び方が汚くなることも多々。
都→母上、女
與未の劣等感の強さは自分の存在のせいもあるがここまで大きくなってしまったのは母親の影響だと思っている。強くは突き放せないものの好きにはなれない
*與未
夜風→父様
昔から体調を崩す度に気にかけてくれている優しい存在。ただ兄の適当さは確実にこの人からの遺伝だと確信している。
都→母様
自分を見る度に自己嫌悪し謝ってくる可哀想な人。救いたいと思っているもののどうすればいいか分からず否定もできない



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