コンビに15の質問(華月&日野原)


01:お名前をどうぞ。
華「華月です」
日「日野原大輔だよ。私はまだ随分とサブキャラなイメージだとは思うんだけどねぇ、これでも以前は華月くんとコンビを組んでいたような部分があったんだよ」
華「もう随分とお歳ですからね、現場に出るのは難しいものがありますから」

02:年齢差はどのくらいですか?
華「もう、女性に歳を聞くものではありませんよ。私はノーコメントということで」
日「だねぇ。私はもう随分おじいちゃんだが……まぁ結構な年齢差だとだけ言っておこうか」(苦笑)

03:お互いの第一印象は?
日「まるで女神のようだと思ったよ。戦女神とでも言えばいいか、凛とした強さと気高さが印象的だったねぇ。」
華「もう、日野原さんったら、そんなに褒めたって何も出てきませんよ?」
日「本当のことを言っているだけだよ。まぁただ、それでも、何処か他人を拒絶しているような冷たさももっていたね」
華「私はなんて危なっかし人なんだろうと思いましたよ。でも、正義感と情熱だけはもってましたよね」
日「ははは、私もあの頃は若かったよ。懐かしいね。お互い、いいような悪いような印象だねぇ」

04:それは今も変わりませんか?
華「日野原さんは随分変わりましたよね。正義感が強いのは変わりませんが、自分一人でどうにかしようとするのではなく、他人を頼るようになったというか……」
日「君だって。君は、随分と穏やかに笑うようになったねぇ。黒霧くんのお陰かな?」
華「そ、そうですか? そんなに私、笑っていませんでしたか……?」
日「そうだねぇ、出会った直後は勿論だが、それからしばらくしても壁を作っていた笑みだったよ。私としては、君がそうなってくれて嬉しいよ」

05:お互いの呼び名は?
華「日野原さん」
日「華月くん。以前は、華月さんと呼んでいたような気がするが」

06:二人はどんな関係ですか?
華「元々は、利害が一致したので手を組みました」
日「同士とでもいうのかねぇ。社会の秩序を取り戻したいと互いに思っていたからね」
華「今は、良い相談相手ですね」
日「そして、持ちつ持たれつな関係だね。私は警察が介入できないような組織に関して華月くんに依頼し、華月くんに情報を渡しているよ」

07:それに満足していますか?
日「良い相談相手というポジションには、今はもう満足しているねぇ。華月くんが幸せなら、それでいいんだよ」
華「……」

08:共通の知り合いはいますか?
華「黒霧ですね」
日「そうだね。華月くんは、あまり表に出てこないからねぇ」
華「まぁなかなか難しいものがありますからね」

09:お互いに秘密などありますか?
華「秘密……」
日「まぁない、かねぇ?」

10:仲良しですか?
華「仲良しですね。頼りにしています」
日「私も、華月くんの幸せを切に願っているよ」

11:二人に危機がおとずれたことはありますか?
日「そうなかったんじゃないかねぇ。私が華月くんに愛していると言った時が最大の危機だったかねぇ」
華「それは……すみません」

12:一緒にいる期間はどのくらいになりますか?
日「長いよ、もう本当に」
華「ええ、長いですね。だからこそこれだけ穏やかな関係になれたとも言えますが」

13:お互いの良いところを。
日「一番を挙げるのであれば、その芯の強さかねぇ」
華「温かみでしょうか。穏やかな優しさ」

14:お互いの不満な点を。
華「うーん、不満。これといって今はありませんね。昔はその無鉄砲さに苛立ちもしましたが、今はそういう部分はありませんし……」
日「耳が痛い話だねぇ、若かったんだよ、私も」
華「あ、いえ! あの頃は、私も捻くれていましたから!」
日「いやいいんだがね。君もねぇ、あんまり危険なことはして欲しくはないんだが……いや、それを頼んでいるのは私か」
華「日野原さんのせいではありません。私が決めたことですから」

15:〆に一言、これだけは言っておきたい!
華「私、日野原さんには感謝しています。貴方がいたから、私は一人じゃなかった」
日「一人じゃなかった、か。それでも、私では君の孤独を癒せはしなかったがねぇ。……華月くん、君はもっと幸せになっていい。幸せを求めたっていいんだ。もっと誰かを頼りなさい」



2011.4.3


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