Detective Conan


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カタルシス


25


「どこ、って、小学校の入学式でしょう?忘れちゃった?」


俺と時計台で出逢ったのは…青子。
そしてその後、入学式で逢った「同じ顔」の名前…。
それはもう、変わりようのない事実。


「快斗?」
「え?」
「何か…、あったの?」


そう言って首を傾げながら聞いてくる名前。
あの日と変わらない面影。
なのに…。


「別になんもねぇけど?」
「…そう?」


ショックだったかと聞かれたら、間違いなくYESだ。
あの時のアイツは、名前だと思っていた。
だからずっと、俺は…。


「俺、」
「うん?」
「少し寝てく」
「…わかった。じゃあ先に教室行くね」


俺は、あの時のアイツだと思っていたから、名前といたのか…?

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bkm

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