ネタ

吸血鬼主

『生きたい、とは思った』
『だけど、“化け物”にはなりたくなかった』


日比野 風香(16)
百夜孤児院でミカと優の出会う。
性格は優しく、だがツンデレな面もあったりなかったり。家族思いで、人一倍無理をしてしまう。ミカと優がストッパー。茜曰く「これぞ“三位一体”ってやつだね!」。
よく子供達の世話をしており、子供達からは「風香ねーちゃん」と慕われている。

地下都市に入れられ、脱走計画を図るも失敗。
フェリドに殺されかけ、ミカと同様にクルルの血を飲まされ生きながらえる。
吸血鬼になりながらも「優に会うまでは絶対に人間の血は飲まない」と誓い苦しみながら生きる。

『ミカも優もかわいいんだけどうちの子マジ天使』


百夜ミカエラ(16)
百夜孤児院で風香や優と出会う。
昔は社交的でみんなの兄的な存在だったが、家族を殺された挙句優を失ったことでヤンデレに目覚める。
家族を殺した吸血鬼を許してはおらず、風香とクルル以外には心を開いていない。
風香大好き優ちゃんマジ天使と常々思っており、優との再会を願っている。

「僕の願い?風香と優ちゃんと三人で暮らすことだよ」



百夜優一郎(16)
百夜孤児院で風香やミカと出会う。
家族を殺され、復讐に囚われる哀れな少年。
仲間思いで、家族のためなら危険なことにでも飛び入るおバカさん。ちょっと単細胞。
生き延びてからはグレンに拾われ日本帝鬼軍に入る。
家族大事仲間大切!な心を持つピュアっ子。穢れなんて知りません教えません(by 風香&ミカ)。

「風香もミカも、俺の大切な家族だ」





―*―*―*―


「僕らは、家族だ」


『行って、優』


「ミカぁぁぁぁ!!風香ぁぁぁぁ!!」




「あは〜。今日も不機嫌だね?風香ちゃん」

『誰のせいだと思ってんの死ね』

「相変わらずだなぁ…」



『クルル…血…血を、ちょうだい…っ』

「貴女が望むならいくらでも」

『(ああ…血を飲むなんて、ほんとに化け物だなぁ)』

「覚えておいて、風香。貴女は――貴女とミカは、いずれ私の血じゃ満足できなくなる」



『あたしが必ず』

「僕が必ず」


「俺が必ず」


『「「優(ちゃん)/風香とミカを――救う」」』