小説タイトル 1話 [12/14] side→ギルベルト 「これ以上…離れたくない…」 エリザベータの小さな声が届いた え?まてよ…これ以上って… こんなに顔が近い状態から離れたくないって… むちゃくちゃだろ! それに… 男と勘違いしていた頃の筋肉は落ちて 柔らかくて軽くてこんな細い体になった エリザベータをこんな距離でずっといたら… 爆発するんじゃないかと思えるぐらいに 鼓動が大きくなった 「と…とりあえず立てよ。」 「え…あ!!」 エリザベータはびっくりしたように立った 「ごごごめんなさいっ!!」 「あ…あぁ別に…」 とりあえずコイツはハンガリーって読んだ事な怒っているようだし… 「エリザベータ…」 「…えっ?」 「これでいいんだろ…」 思わず目をそらした 「ありがとう…」 その声を聞いて、エリザベータをみると 少し頬を染めて笑っていた なんだか不思議と暖かい気持ちになった… [*前へ][次へ#] 12/14ページ [戻る] [TOPへ戻る] |