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ありがたいことに管理人に対する質問までいただきました。皆様本当にありがとうございます。





▽この連載を始めようと思ったきっかけは?

一番の大きな理由はやはり、二宮が大好きだったからです。それで二宮についていろいろと考察しているうちにふと、東さんやレイジさんたちは鳩原の密航について知っているのにユズルが知らないのはどうしてだろうと疑問に思いました。鳩原の弟子だったユズルが教えてもらえないのなら親友だって何も知らないだろうし、だからこそ直前に大喧嘩なんてしたら自分のせいだと責任感じてしまう。ユズルにも二宮隊にも負い目を感じて罪悪感で押し潰されそうになるのではないか…などといった理由からこういった感じの連載になりました。
ちなみに鳩原の失踪以前は二宮とも仲が良かたという設定にしたのは、そっちの方が尚更辛いだろうと思ったからです。あと主人公を影浦隊に入れたのはユズルと同じチームにしたかったのと、影浦隊と二宮隊はあまり仲良くなさそうだと思ったからでした。



▽二宮隊に何も告げずに近界に密航した鳩原についてどう思っていますか?

みんなに迷惑や心配を掛けると分かっていたはずなのに、今までボーダーで築いてきたものを全て投げ捨ててまで違反行為に走ったのは、ある意味すごく勇気のあることだと思います。そこまでしたんだから目的はきちんと達成してほしいし、ボーダーには戻って来られないとしてもこっちの世界に帰ってきてほしい。二宮隊やユズルにもきちんと謝って和解してほしいです。



▽どうやってこんな素敵な作品を書くんですか?

素敵…?なのか自分ではよく分かりませんが、そう思っていただけたのなら大変嬉しいです。ありがとうございます(笑)
私なんかよりも素敵な文章をお書きになる方はたくさんいらっしゃるので答えになるか分かりませんが、それぞれの感情の動きについては細かく表現するように心がけました。



▽一番書きづらかったお話はどこでしょうか?

書きづらかったというか繋げにくかったのは、二宮に蜂の巣にされることについて夢主が出水に相談したところです。どこに入れるのがベストか、出水はどこまで答えを言えばいいのか、すごく悩みました。



▽一番力を入れて書いたシーンはどこですか?

二宮連載なのに申し訳ないのですが、一番力を入れたのは夢主と鳩原が喧嘩したところです。実は夢主視点も鳩原視点も連載を開始してすぐに書き上げていました。夢主の視点だけだと夢主が全面的に悪いように見えますし、夢主一人が後悔しているように見えてしまうので、蛇足なのは分かっていたんですけどどうしても鳩原視点を入れたかったんです…。本編に入れるわけにもいかずおまけとしてあとがきの後に公開しましたが、反響が良かったので何よりでした。



▽二宮は原作ではクールで寡黙なキャラですが、小説を書き進めるごとに書きにくさのようなものはありましたか?

二宮にはあまり長いセリフを言わせないようにしたり、素っ気ない言葉遣いをさせたりするように心掛けました。言葉に出さない分そのときの表情や反応などは細かく書くように気を付けましたが、如何せん私の語彙力では同じような表現ばかりが目立ってしまってかなり書きにくかったです。



▽一番気に入っているシーンはどこですか?

思い入れのある話はたくさんありますが、一番気に入っているのは二宮が夢主に「俺だけを見てほしかった」と告げたところです。あの一言には1話から繰り返し書いていた「模擬戦の度に二宮が夢主を蜂の巣にしていた理由」と、「二宮からの不器用な告白」の二つの意味を込めました。たった一言でしたが二宮がようやく本音を口にしたところだったので、あそこまで書き上げたときは達成感でいっぱいでした。



▽二宮連載のイメージ曲はありますか?

たぶん一番二宮と夢主に合ってる曲は暗/殺教/室のオープニングだったQUESTIONだと思います…。一番のサビのところとか、前半が夢主で後半は二宮だなあと。二宮連載を書くときはいつもエンドレス再生してました(笑)
それから大抵の失恋ソングは「鳩原と夢主だな…」と思いながら聞いてます。あの二人喧嘩別れしてますし…。ボカロなんですけど、ゴーストルールという曲はいつも鳩原……(;_;)となってしまって何とも言えない気持ちになります。

どちらもとてもいい曲なので、気になる方はぜひ聞いてみてください!

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