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目の前に会いたかったひろちゃんが立っていた

なんで?

って思ったけど、よく考えたらここはひろちゃんの家だ



泣きそうな顔をしているひろちゃん

あぁ、そんな顔をしていてもかわいいな




「ひろちゃん」



ひろちゃんに、わたしの気持ち伝えないと


わたしは掠れた声で言った






「わたしね、大好きなの」



「ずっと前から、ひろちゃんが好き」




ひろちゃんはなんにも言わずにわたしに手を伸ばした

わたしもなんにも言わずにその手をにぎりしめた




ひろちゃん、みて



雪だよ




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