▼※友人から頂いた小ネタ
▼大分寒くなったこの頃、アイツも衣替えを終えて秋服になるころだ
なんだか六年前を思い出すかのように長袖長ズボンを着て
少し違うのは髪が短くなったのと肩だししてるとこか
あぁ、一つ大きな違いがあるな
「性格、だな」
「んぁ？なにがー？」
アホ面晒しながらこっちを向くアイツ
黙ってりゃ可愛いんだけどな
「なぁ塑琉奈、一言言っていいか」
なんだよ、似合ってるかー可愛いだろーとにんまり笑って返事をしてきたのでこう言ってやる
「あぁ、似合ってるぜ」
言った瞬間に顔真っ赤にしたアイツは照れ臭そうにばかだのあほだの言ってくる
言葉がきたねぇなコイツ
「あ、ありがと…」
おう、そして言いたい事はそれじゃねえんだ
「好きだぜ、塑琉奈」
「ん？え？」
「二度は言わねえ」
その一言さえあれば、十分わかるだろ、お前なら
「…俺も好きだよ、これだけでどれくらい好きかわかってくれるよね？」
へらへら笑いやがって、可愛いな
「よーし早速お互い好きだって言えたんだ、ヤるか」
「やっぱり嫌い」
でも、好きだよ。
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