▼こいつは強い。何れくらい強いか?さあな、こいつは何十年間も魔法も戦っても、仕事に出向くこともないから、そいつは分からない。けれども、塑琉奈の体と腕を見る度に、あの体でよくあんな力が出せるもんだな、と内心呟く「(親父の時、もし塑琉奈が戦っていたら…)」おっと。もう過ぎたことを蒸し返すのはやめよう。キリがねぇ。ただ、一つだけ言いてぇのは「(俺がお前に持ち上げられるのが気に食わねぇ)」そんな、変な独占とプライドだけだ。 前 次 ▼back × 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -