@ ※万丈目と凡骨娘 「万丈目くん。今年欲しいもの決めたよー。だからサンタさんに…」 「凡骨娘…」 「ど、どしたの?」 「悲しいことにな、お前担当のサンタは去年で引退してしまったのだ。だから今年からは…」 「こ、こないのっ!?」 「残念だが…」 「はわわわわ…」 18になってもサンタの存在を信じてる凡骨娘。 A ※十代と凡骨娘 「どうしよう、十代くんっ」 「ん、どした。舞姫」 「舞姫に毎年プレゼントくれてたサンタさん、引退しちゃったんだって!」 「……………。舞姫、サンタさんて?」 「え、だから舞姫のサンタさん」 話の見えない十代。 B ※十代と万丈目 「どういうことだよ、万丈目」 「む。十代か…それがな…」 省略 「要するに、子供の頃、舞姫にクリスマスプレゼントをやったのはいいが、そのプレゼントが自分からだと言うのが恥ずかしくて、舞姫の為にプレゼントを持って来ていたサンタから預かったって嘘をついた挙げ句… 引くに引けずに今までやってきたと?」 「そ、そういうことだ。まさかあんな幼稚な嘘に騙されるとは…だが、騙されたとしても、そのうち気付くだろうと思っていたのだ」 「けど、舞姫は今の今まで信じていて、仕方なしにまた嘘を重ねたのか」 「夢を壊してやるのも可哀想だろう」 「たしかに…でも、もう少しマシな嘘つけよ。これ、後始末はオレなんだからな」 「すまん…」 小学生のときにやってしまって、以来、凡骨娘は万丈目とサンタは知り合いだと思ってる。十代がそれを知らなかったのは、凡骨娘が意図的に話してないから。他人に話してしまうとサンタが来なくなるかもしれないと思っていた。 C ※十代と凡骨娘 「サンタさぁん…」 「舞姫。サンタはな…18の子供には来ないんだ」 「え…そうなの?」 「ほら、男なら18で結婚できるだろ?18から車の免許も取れるし…もう大人なんだよ」 「はぅ…だから舞姫のサンタさん引退しちゃったのね」 「そう。…何か欲しいもの、あった?」 「マシュマロンの抱き枕」 「だ、抱き枕…よ、よし、それはオレからのプレゼントにしよう?それでいいか?」 「いいのっ?」 「あ、あぁ(小遣い吹っ飛ぶな)」 ジャンフェスにマシュマロンのぬいぐるみがあったときいて。物販が3時間まちとかって、ニコ生の生主さんが嘆いてた。クリボーのぬいぐるみとかも欲しかったなぁ。だがクリボン、テメーはだめだ。クリボンファンの方すみませぬ。わたくしあの尻尾が許せなくて… |