『私にもホークラックス作ってくれない?』
「は、なんのことかな?」
『ぇえー、隠さなくてもいいよ。私がリドルの事で知らないことなんてないんだから。』
「ホークラックスってなに。」
『もぅーとぼけちゃって。』
「いや、知らないし名前キモイよ。」
『…え、ホークラックスだよ?アブが言ってたよ。トム・リドルはホークラックスを作るべきだって。』
「……あのハゲが?…ホークラックスか」
『ぷっぷー!もしかしてリドルホークラックス知らないの?おっくれってるぅ!』
「黙れ。下等生物が。」
『…痛いので離してください。』
「図書館へ行ってくる。」
『あ、あ、待って。私も行く。ななな何もしないから!大人しくしてるから!前みたいにバカ騒ぎして追い出されたりしないから!』
「本当に肝に命じておいてね。」
『あ、ちなみになんだけど、ホークラックスの事は図書館にはないみたいだよ。聞くしかないみたい。あのふとっちょ教授に』
「へー…」
『あ、それとホークラックスの事が分かったら私にも作ってね。約束ね。じゃないと殺すから。』
「相当な物なんだね。名前がそんなこと言うなんて。」
『約束、だからね』