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- ナノ -


『悲しいことに明日から試験だ!』
「喜ばしいことの間違いじゃない?」
『あれの何処が喜ばしいのよ!』
「まぁ、名前は試験受けても受けなくても結果は見えてるけどね。」
『大丈夫大丈夫。将来はかわいいお嫁さんになって旦那様と幸せに暮らしていくから。勉強なんて意味ないから』
「ふっ、誰が名前なんかを娶ってくれるの?」
『え?リドルでしょ?』
「え?」
『え?』
「……」
『え!私と結婚してくれるよね?』
「………してほしいの?」
『え、やなの?私とリドルは絶対結婚するのものだと思ってた。』
「結婚なんて形だけでしょ。なんの意味があるのかわからないな。」
『意味がなくても私にはあるの。』
「ふーん。」
『結婚式は小さな丘の小さな教会で2人でひっそりとあげたいな。』
「それなら賛成」
『けど、リドルは結婚しないって言わなかったね。』
「名前はいつも通り馬鹿みたいに僕の横で笑ってればいいよ。」
『てへへ、照れるなぁ』

お互いのためのお互い