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その夢は3人で笑いあってる夢でした。少女はずっと3人でいたいと思っていました。



「スコージファイ」

少女の涙の後が綺麗に消える。もう、吾輩がここにきて、すで3日になる。相変わらず少女はトムとつぶやく。この少女の中ではそんなにもトムの存在が大きいと知る。けど、その彼女の口からエイブリーとは聞こえず。可哀想なエイブリー。そういって机に向かうと彼女の日記をまた読むのだった。




今日は魔法薬学で、大爆発をおこしたの!けど、その大爆発はわざとエイブリーとおこしたの!ふふふふ。あの時のトムの顔が忘れられない。それにしても、スラグホーンのあの顔。今思い出してもお腹がいたい。


今日から夏休み。トムと私はホグワーツに。あの場所には帰らない。もうトムと私はホグワーツ生なのだから。誰がなんといおうと帰らない。


エイブリーと喧嘩した…。
だってエイブリーがマートルを
殺そうとかいうから。
なんで、マートルなの?と言うと
マートルは孤独だからって。
そんなことないよ。
マートルはトイレが友達だよ。


トムがホグワーツから
特別功労賞を受賞した!
すっごい喜ばしいことなのに…
なぜか素直に喜べない。
でも、私はトムがいなきゃだめなの。


トムが必要の部屋で
紅茶をすすっている。
だから、私はスコーンをつくって
持って行ったらトムは
笑って一緒にティータイム。
美味しかったなあ。




日記を読んでいて分かったのはこの少女は阿呆だということ。そして、優しいということ。それから、エイブリーとトムと離れたくないということ。なぜ、校長がこの少女を眠らせてるのかわからない。けど、少しはこう思う。吾輩はこの少女と話してみたい。



20150829