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01




僕はトム・リドル。
僕には幼なじみがいる。
名前は名前。同じ日に生まれ僕らはいつでも一緒だった。でも一つだけ違うのは名前には両親がいないってこと。名前の両親は名前が5歳のころに例のあの人に殺された。皆は名前を言ってはダメな人なんて言うけれども僕はそんなの構わない。名前の両親を殺した人物。それはハリーポッター。名前の両親が死んだ日のことは僕も生まれてまもないために記憶すらない。けど、同じように育ってきたんだ。名前と同じ様にあいつを憎み一生僕が名前を守るんだ。名前は僕の親が引き取ると言ってたんだけど、何故か名前の母親の妹がどうしても引き取ると言うので流石に身内には勝てず、名前は魔法界を去って行ったんだ。梟便なので、一応連絡はとっていたけど、名前は叔母さん達からひどい扱いを受けているらしい。けど、そんな名前に何も出来ない自分が無性に腹立たしくて恨んだ。けど、母がきっと名前ちゃんも魔法使いだからホグワーツにトムが入学することには名前ちゃんにもきっと会えるわよ。と言う言葉を信じてその日からホグワーツからの手紙をずっと待ってたんだ。名前の手紙には助けてだの死にたいなどの文字は一つもなくいつの日も明るい名前のままだった。もうすぐあえるから。と短い文を梟に結ぶと次の日には私も早くトムに会いたい。と短い文が返ってきた。早く、早くホグワーツに行って名前に会いたい。早く、早く。




時間が
過ぎるのは
とても遅くて



20150824