唆した蛇が悪い




謙也が買い物に出掛けた今、この部屋にいるのは俺と名前ちゃんしかいない。
謙也が俺は名前ちゃんに手を出さないと俺を信用していることは知っているし、知っているからこそ、その信用を裏切る快感ができる。


「な、何、白石くん…!」
「名前ちゃんははよ大人になりたいと思わへん?」
「おとな?」


後ろから抱きつくと吃驚した名前ちゃんがひゃっ、と小さく声を漏らしたのが可愛くて仕方がなかった。
名前ちゃんと謙也が付き合いだしたのは中2からだったか…、俺は小学校の頃からずっと好きやった、訳ではない。謙也と名前ちゃんが付き合いだしてから謙也の友達としてそれなりに仲良くしていたがまあ、いつの間にか惚れてしまった訳だ。


「大人はなあ、とっても気持ちええんやで」
謙也は性欲が無いのかもしれない。名前ちゃんと付き合って3年、一切手をだしてないらしい。手ぐらいは繋いだやろうけどキスもセックスもしてないらしい。また、それでも満足なんだとか。正直よくわからない。俺なんて名前ちゃんの写真が真っ白になるくらい自慰をしとるっていうのに。


「気持ちいい、の?」
「せやで。なんなら試してみよか」


後ろから抱きついている状態で胸を揉む。名前ちゃんの胸が思ったよりも柔らかくて、どくん、と俺が疼いた。
コリコリになった乳首を摘まんでみたら小さくて可愛かった。後でこの小さくて可愛い乳首を口に含んで舌で弄べると思ったら摘まんだ乳首を思い切りつねっていた。
そろそろ生で触りたい。

「気持ちええやろ?」
「痛い、よ…んっ!」
「そのうち堪らんほど気持ちようなるよ」


右手をシャツの中に手を入れ生で乳首を弄ぶ。更に左手をショートパンツの中に入れ、毛を掻き分けてクリからマンコを指でなぞった。あははっ、ぬるぬるやわ。

名前ちゃんの体の向きを変えて向かい合う。目に涙が溜まり、頬が紅く染まっている名前ちゃんがあまりに色っぽくて唇を舐めれば本能的かどうか解らないが口を開けた。期待に添えるように舌を吸ったり唇を吸ったりしてやりながら名前ちゃんを押し倒す。
穿いてるものを脱がして俺も下半身だけ脱いだ。
マンコにカウパーを擦り付けるように入れはしないで名前ちゃんのお股をぐしゃぐしゃに、「なあ、名前ちゃん。ぬるぬるしとるん解るやろ?気持ちいい証拠なんやで」
「恥ずかしいよ、あぁ、」


指も入れてないからほんまの処女の肉に俺のが喰われていく。
ああ、気持ちええ。

ミチミチと音がする気がする。痛いのを訴え、俺の侵入を拒もうとするが生憎俺は快感が最優先の為それは叶わない。痛さのあまりに泣き出したとしてもやめない。ほら、もう慣れてきて気持ち良さそうな顔しとる。


「力抜いたらもっと気持ちようなるで」


言うとおりに力を抜いたマンコは少し緩くなったが更にぬるぬるしてきた。
あ、あかん。
直ぐに抜いて名前ちゃんの口に俺のを突っ込んだ。俺のにはうっすら血が付いていた。名前ちゃんが大人になった証拠。
口に出して名前ちゃんが不味そうな顔をしたがそれは飲むもんやで、って言うと素直に飲み込んだ。ティッシュでマンコを拭いていたら「なあ、白石くん…」と手を捕まれた。

「なん?名前ちゃん」
「また、…気持ちええことしてくれる?」
「勿論や」


服を着させたと同時に玄関のドアが開いた。
謙也は気づいとるんやろうか。
自分にキスマークがついていることを。

大人になった名前ちゃんは謙也がなにを買っていたのかは知らない。



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