茜色の月に蝶は舞う
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「…そっか、バレちゃってたんだね」
そんなカノの口振りは、最初からこうなる事がわかっていたとでも言いたげだった
俺はカノの言葉を無視し
「お前は何の為にこんな事をした…?」
声のトーンを落としながら、問う
「ん〜…何なんだろうね?」
カノは少し間をあけたあと
「遊び、かな?」
「遊び…?」
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