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デートの待ち合わせの時間
本当は子供がこんな時間に出歩くべきじゃないけど、
僕とキドには能力があるから大丈夫
「遅いな〜」
僕は後ろにある、桜の木に凭れかかった
この木の下は、僕がキドに告白した場所
いつも、デートの時の待ち合わせ場所はここなんだ
冬だから、外で待ち続けるのは苦痛だけど
「待たせたな」
そんなとき、キドはいつも通りのデート着を着た状態で現れた
ある一点を除けば、いつも通り
キドの手にはリボルバー式の銃が握られていたんだ
隠そうとする様子もない
キドは黙って、僕に銃口を向けた
「…そっか、バレちゃってたんだね」
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