さよなら、つまらない僕の日常 

昨日までつまらない、そう思っていた日常がガラリと変わった瞬間が素晴らしいものに変わった


【だーーるーーまーーさーーんーがーーーころんだ!!】


ブシャッ、という音を立てて近くで頭が吹っ飛んだ


「ああ、汚い……」


やり方が?違うね、手についた血が、床に倒れたモノが汚い


「お、おい!雲雀動けよ……っ」


「おしたらおわり、なんだぞ!」


「うん。で?」


「で、って、動こうと思わないの!?」


【だーるーーまーー…】


「イカれてんじゃね!」


【さーーんがー…】


「委員長サマだもんな、玉座に座って命令して、高みの見物をやって」


「ふぅん、それだけ?別に命令はしてないし、踏ん反り返ってもいないし、高みの見物、ねぇ。じゃあこれが押した人だけが終わりで押していない人間全員死んじゃったりして」



教室の広さなんて大した広さじゃない、だるまの背後にきて椅子を置いてだるまに対して背中合わせで座る。冷や汗をかいて必死に動くまいと耐える滑稽な姿を何気なしに見る



【こーーろんだ!】



また一人、また一人と首が飛んでいく。死んでいく。赤が増えていく
そしてだるまはまた【だるまさんがころんだ】を繰り返す


「……時間がなくて僕もさようなら、とかだと嫌だし、終わらせよ」


だるまの背中のボタンを押せば終わるんだっけ
さようなら枠の中にあったつまらなかった世界



【ピロリロリン♪ピロリロリン♪
終ーーーーーーー了ーーーーーーー!】


「やっ、た…!!終わった!!」

「終わったの…?」

「よっしゃあああああ!!!!!」


抱き合ったり手を握り合ったり、ガッツポーズしてたりと喜ぶクラスメート。次の瞬間には目の前で僕以外の人間は首を飛ばされて生存者は僕一人だった


「雲雀恭弥、生きる!」





「へぇ♪すげぇ面白そーじゃん、アイツ♪」


ーーーこんにちは、楽しそうな非日常。まだ見ぬ日々よ



神言×復活
神さまの言うとおり原作沿いで雲雀が死の遊戯に突っ込んでいく話
無双です、雲雀様無双です。先に言います、無双します(大切なことなので3回言いました)
天谷寄りにはなりますが恋愛にはいきません。天谷寄りなのは管理人が天谷大好きだからです、はい
ちなみに同ページにある雲雀嫌われと同時進行したいな、と思っています





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