お勉強



夏休み突入
二人は文句も言わずに修行している

テツヤ君は相変わらず体力がないので不安だ
なんとかパクルールは出来るようになった
次は武器の使い方を覚えてもらうか…

祥悟君は元々不良と喧嘩していたのでそこそこできる
が、武器はしょうに合わないらしく、肉弾戦で行くらしい
肉弾戦での攻撃は殺傷力が少ないので、銃もある程度使えるようになってもらう
しかし肉弾戦は専門外なので暫く保留で


祥悟君と違ってテツヤ君のほうは休み中も部活があるので体力と精神力を見ながら
少しずつ修行を進めていく

祥悟君の方はみっちりお勉強
恐らくこれから使うことになるかも知れないイタリア語と人体の構造について
テツヤ君のほうにも教えたいのだがなにせ時間がない

にしても祥悟君の師匠を調達してこなければ…
誰がいいかな…中国?のほうのアルコバレーノとかいいと思うんだ

「彼方?どうした 難しい顔…いや目してるぞ」
「…わざわざ言い直さなくてもいいじゃん…祥悟君の師匠どうしようかなって思ってさ」
「んなの彼方でいいじゃん」
「いや私肉弾戦は専門外だから」
「あ?あー…んじゃあ頑張って師匠探してくれよ」
「…あんたってやつは…」

ちなみに今いる場所はボンゴレからもらったマンション
最低限の家具しか今のところ置いてない
元から部屋に置いてあったのでボンゴレが用意してくれたのだろう
最初来た時は二人共ビックリしてた
高級マンションの最上階角部屋で結構お値段が張るだろう
家具も高級感が溢れながらシンプルなものだ
…この部屋、家具含めお高いのでしょうね…

にしてもどうしようかな…


「ねえ祥悟君…」
「…なに」
「…中国に行く気ない?」
「は?なんでいきなり中国なんだよ」
「いや中国にちょうどいい人がいてさ…」
「さすがに外国はちょっと…」
「だよねぇ…コロネロか笹川さんに頼んでみるかな…」
「…ぜんっぜんわっかんねーんだけど」
「…まあ…ボンゴレの人達だからねー…でもなー…」

ボンゴレと二人をできるだけ合わせたくない

「…風さん呼んでみようかな」
「フォン?」
「中国の人」
「…俺イタリアの基本会話しか話せねーよ?」
「え、英語は?」
「まったく話せない」
「…これから英語も追加ね 風さんは日本語話せるはずだから問題ないよ」
「おい黒子はどうなんだよ」
「テツヤは部活あるでしょ 今は銃の使い方教えるのが先」
「贔屓だ…」
「祥悟君は暇なんだから…」
「うっ…なにも言い返せねえ…」
「当たり前でしょ」

さて、赤ん坊にでも言って風さんにアポとってもらおう






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