巻き込まれる二人



こんにちは、彼方です
さて、今なにをしているのかと言うとですね

パンッパンッ
「待て!」
「おいそっち行ったぞ!」

追われています
何故追われているのかといいますとですね、
ランキングフゥ太がマフィアに追われていたところ、私がたまたま通りかかり
何故か私を見て彼方さん!と声をかけられたことから始まりました
あいつ仲間か的な感じで追われています

「っ…あいつら、しつこいな…」
「…はぁ…彼方…さん…はぁ…ごめ…はぁ…」
「大丈夫、だから…走る、のに集中しなさい」

人が見てるかもしれないから銃ぶっぱなせないし…
引っ張る力もないのでできる限りフゥ太とペースを合わせつつ走るしかできない

ボンゴレに連絡したいのだが走るのに精一杯で手が動かない
もう40分近くも走っているのだから
いくらフゥ太に合わせていても体力の限界はある

フゥ太も限界が近いだろう
おいボンゴレ気づけ

…しょうがないので路地に誘い込んで殺るか…

「彼方さん?!何やって…」
「あいつら殺ってくる」
「ちょまって!この子お願いね!」
「うわ!」
「あ、おい待て!」
「彼方さん!」

なんでこんなとこにテツヤ君と祥悟君がいるの…
二人にフゥ太を投げつける
二人があいつらの視角でよかった

それからマフィアに突っ込んで…行くとでも思ったの?
マフィアのほうに向かって行って途中で塀の上に飛ぶ
うまく全員を誘導しながら銃弾を避ける
…もう体力限界なんだよ!
それから路地裏に誘い込む

誘い込まれたやつらに銃弾をお見舞いしてやる

…この死体どうしよう
返り血は…大丈夫そうだな

…放置でいいか

ボンゴレに処理してもらおう


そこから二人…いや三人の元に戻る
…見られちゃったなーどうしよう

「彼方さん!」
「おい彼方!あれはどう言うことだ!」
「あーっと…」

うわーどうしよう

「お兄さんたち、僕のせいなんだ…」
「…どう言うことですか?」
「僕…僕が彼方さんを巻き込んで…!」
「フゥ太、いいよ、大丈夫だから 二人にはいつか話さないとって思ってたから」
「彼方さん…いや彼方姉…」

さん付けから姉呼びにジョブチェンジ!
なんでだろうそんなに嬉し…うん普通に嬉しい
フゥ太かわいい

「で、結局どう言うことなんだよ」
「その前に移動しよう フゥ太送り届けなきゃ 道中で説明するよ」
「彼方姉…ありがとう…」
「…家族でしょ」
つい顔を背けてしまう
「彼方姉…僕たちのこと…」
「当たり前…不可抗力だとしてもね…あ、赤ん坊と駄犬と会ったことない人は別ね」
「家族…?」
「彼方の弟か?聞いたことないな」
「それに達って…?」

フゥ太を送り届けながら、
情報屋をやっていて、家族を人質にマフィア入りしたことを話した
フゥ太はそのファミリーが保護していると言うことも話した
ランキングのことは話してないよ!

「…彼方さん、そんな大変なことが…気がつかなくてすいません」
「…マフィアってなんか漫画みたいだな…なんか困ったら俺たちに言えよ!」
「…二人共ありがとう…でも多分今回のことで私がファミリーの一員だってバレた可能性がある…二人も危険な目に合うかもしれない…私と距離をとったほうがいいかもしr」
「僕たちは!そんなことで友達やめたり、距離をとりたくはありません」
「俺も黒子と同意見だ」
「…死の危険があるかもしれない…」
「…死んでしまうかもしれないのは正直言って怖いです…それでも彼方さんと共にいたい」
「俺も 確かに死ぬのは怖いし痛いのも嫌だ でも彼方と離れる方がもっと嫌だ」
「…二人共…ありがとう…」
「彼方姉、よかったね!」
「うん…」
「まあこんな時でも表情が動かないのは流石だよな」
「そうですね 声のトーンすら変わりませんね」
「…それはしょうがないと思うの…」
「まあ目でわかるからいいか」
「そうですね」
「…二人共なんかごめん…」

そうこうしているうちに沢田家についた
二人には隠れていてもらう
…まあ無駄だとは思うけど気休めにね

「フゥ太?!」
「沢田、マフィアに追われてた」
「え、彼方ちゃん?!」
「赤ん坊いる?」
「ここだぞ」
「いきなり出てくるなよリボーン!」
「…○○3丁目5番地路地裏 処理よろしく」
「…殺ったのか?」
「殺れないとでも思った?」
「え?や、殺ったって…え、彼方ちゃんが?!」
「沢田うるさい 殺らなきゃ殺られてた」
「…初めて…じゃなさそうだな」
「…暗殺も受け持ってたことあるからね」
前世だけど
「そうか…」
「じゃ、よろしく」


隠れてた二人を回収して帰路につく

「…彼方さん…やったって…」
「…うん、人を手にかけたよ」
「彼方…」
「…これがマフィアだよ…わかったでしょ」
「…それでも僕たちは離れませんよ」
「そうだ、当たり前だろ?ダチなんだから」
「…二人共相当のお人好しだね…二人は私が守るよ」
「「彼方/さん…」」
「って言いたいんだけど、私力ないからさ、二人には武器の使い方を教えるから」
「…かっこよかったのに最後で台無しだよ!」
「彼方さん…空気読んでください…」
「だって…ねえ?」


3人で笑いあって家に帰った


二人にはパクルールも教えとくか
二人にあった武器はなにかなー





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