お祭りの翌日




はい、彼方です
なぜか今日雲雀さんが来ています

…何故?

「…雲雀さん?なにか御用ですか?」
「…昨日」
「?」
「祭り来たの?」
「ああ、行きましたよ」

途中で逃げたけどな!
花火は家で見たよ…

「…見かけなかったけど?」
「会いたくない知り合いに会ってしまったので一時間くらいで帰りました」
実際は3、40分くらいだけどね
「そう…」
「どうかしました?」
「いや、なんでもないよ」
「そうですか…」

そのまま颯爽と去って行きました
…あの人何しに来たんだ?



「彼方、ただいま」
「あ、兄さんおかえr…」
部活に行っていた兄が帰ってきた
…生きていないものを肩にのせて
「彼方?どうした?」
「兄さん、憑かれてる」
「ああ、疲れてるのは当たり前だろう」
「違う、兄さんそれ違う…」
てい!
って感じで兄さんの肩にいたものを鷲掴む
そしてそのまま空いてる窓に向かって全力で投球する
「ん?なんか肩が軽くなったような?」
「あたりまえだバカ…」

こうして私がお守りを作ることを余儀なくされたのだった…
私の念でも込めれば雑魚はよってこないでしょう


…多分









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