かぞえ恋歌



一つ、一夜だけでは飽き足らぬ

二つ、二つとない愛を育てませふ

三つ、三つ星白く耀く夜に

四つ、世迷い言を囁いた

五つ、いついつ来やるの 愛し人

六つ、睦事紡ぐ その口は

七つ、名無しの私も愛します?

八つ、やや子を孕めど 殺さるのみぞ

九つ、九重桜に想いを馳せて

十、陶酔さえも忘れたい


−−−−−−−−
へびあし。
どこぞのええとこのおぼっちゃんとそこの給仕の娘さんであばんちゅーるな感じです。
なんか大正ろまんとか好きなのですが、なかなかなか。



  
[25/41]
leftnew | oldright