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「そういや撫子さん、やりたいゲームとかありますか?」 「うーん…青鬼の6.20やってみたい!」 「あぁ最近、配信され始めたヤツっすか…。」 「そうそう一回友達とやってみたかったんだぁ、プロトタイプのにはボ○ゾイ企画さんが居るからね。」 「そうなんすか…でも俺達内容知ってるっすよね。」 「あー…聞いてる側が面白くないか…。」 きっと青鬼が行きなり出てきても冷静に対処できそうだ。 「撫子さん、誰か青鬼知らない人呼べません?」 「んー…ちょっと電話してみる。」 撫子はケータイ電話を取り出し電話をかける。 「おー忍足、私私。」 『なんや?』 「今暇?」 『暇やない。』 「…ラブプラスやってて暇じゃないなんて抜かしてたら逆パカすっぞコルァ。」 『暇や。』 「よし、でなレッドアイさんって知ってる?」 『ゲーム実況のレッドアイさんか?知っとるで。』 「よしよし、じゃぁ青鬼って知ってる?」 『?知らへん。何やそれ。俺基本実況見ぃひんもん。』 「鬼ごっこゲームだよ。PCの無料ダウンロードの。 これからレッドアイさんとコラボって実況するんだけど忍足も参加しない?」 『…拒否権は?』 「認めないぞ☆」 『…行くわ、どこ行けばええ?』 「んー、立海駅まで来て、迎えに行くから。」 『…また遠いなぁ。』 「30分以内に来てね。」 『んなムチャクチャな!?』 「じゃ、待ってるからなぁ。」 通話終了。 「快く来てくれるって!」 「……撫子さん…暴君っすね。」 「暴君?地獄と言う地獄を地獄しろ?まぁ幸村君には負けるけどね。」 「っすね。」 30分後二人は立海駅に、そこには忍足が居た。 間に合ったようだ。 「ちっす、よく間に合ったね。息まできらして可哀想に。」 忍足は少し息を切らしている。 ホームについた瞬間ダッシュしたのだろう。 「誰、のせい、や!」 「……お疲れっす忍足さん。」 「…なんで、切原が居んねん。」 「俺っすよ、レッドアイって。」 「今度からレッドアイって呼び捨てることにするわ。」 「さてさて、時間がもったいないのでさっさと赤也君の家に行きましょ。」 三人は赤也の家を目指して歩き出す。 家について、赤也の部屋へ。さっさとパソコンに電源を入れる。 赤也は飲み物を持ってくると行って、キッチンに行ったようだ。部屋に残された撫子と忍足。 |
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