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仲良死こよ死


【ゲーム実況】新・スーパーマリ男兄弟wll【レッド+撫子+α】



「ニコにちはー!実況してみたではお久しぶりです、撫子です!」

「ニコにちはァア!レッドアイっす!今回も撫子さんを引き連れてゲームをやっていきたいと思います!今回するゲームは『新・スーパーマリ男兄弟wll』をやっていきたいと思います!」

「出ました!仲良死と言われ、喧嘩製造機とも名高いそれ!で、ですね…タイトルからも分かる様に今回の実況は私達だけじゃないんです。その方は私達のボスと言うべきか…ね、素敵に無敵な…と紹介しましょうか……。」

「早い話、俺の先輩なんすけど……。」

「ねぇ、もう喋っていいかな。俺、黙ってることに飽きたんだけど…。」

「「!?」」

「うん、いいよね。初めまして、神の子だよ。いつもうちのレッドがお世話になってるね。」

「か…神君、神君、そろそろゲームの説明をしてくれますかね?」

「えっと、これ読めばいいんだっけ?『三人でプレイします。神の子は笑顔動画初参戦で至らない点も』……って俺に至らない点があるって言いたいの?」

「ち、違うっすよ!?ただ、初登場の人はこれ言っておいた方が後々保険に…。」

「フーン、伊達に神の子って名乗ってるわけないから。レッド、ゲーム始めて?」

「イエッサー!」

「あ、撫子さんキャラ選択だって、選んでもいい?」

「どうぞどうぞ。」

「じゃぁ、俺はマリ男ね。」

「じゃー!俺はルイー次っす!」

「レッド、キノコ。」

「へ?」

「お前、キノコ。」

「なんでっすか!?」

「勿論、撫子さんもキノコ!」

「なんで!?」

「俺以外に人型使わせると思った?」

「「そーですね!」」

「と言う訳で皆様、マリ男が神君。赤キノコがレッドさん。私が青キノコです。」

「じゃーやっていきまショウ!」


「レレレレッドさぁあんそこどけキャァアア!!」

「撫子さん酷いっす!酷いっす!」

「事故なの事故!ゴメン!」

「ちょ、ゆ神君、スクロール早ッ土管、土管に挟まっ!」

「ゴメーン、俺自分のペースでいきたい人だから。」

「ぎゃぁああ!!挟まれたぁ!」



「せんぱぁい、ちょっとボタン間違えてシャボンの中に入っちゃったんで先輩のいる足場で割ってください。」

「え?ココ?」

「え、ちょ違ッそこ下マグマぁあああああああ!!」

「あぁ、ごめんごめん。」



「あ、ヤバい。俺落ちちゃう、助けてよ。」

「「はぁい!ただいまぁああ!あああああああああああ!!」」



「「……………………。」」

ドンドンドン、
パフパフパフ、
ワーワーワー、
パチパチパチ、

「……レッドさん。私達何回コンテニューした?」

「かれこれ20回ぐらいっすかね?」

「あー…私達合わせて200個のキノコが犠牲になったのだ。」

「それに比べて先輩は…0コンテニュー。」

「その上一騎も減ってないよ…。」


「え?なにお前らまたコンテニューしないといけなくなっちゃったわけ?下手だなぁ。」

「ほとんど神君による仲間割れだけどね。」

「先輩を庇っての撫子さんとの仲良死っすけどね。つーか俺、実況界の中ではメッチャ上手いんすけど…。」

「何か言った?」

「「いいえ、滅相もございません!」」

「あ、これ最終局面だよね?この亀公を倒せば俺の勝ち?」

「そうですね。私らの勝ちですね。」

「俺の勝ち?」

「…神君の勝ちです……。」

「ふーん、あ、勝っちゃった。」

「え?今最初の画面から最後の画面に飛ばなかった?」

「バグっすかね?」

「ちょっと、俺の実力だよ?俺を誰だと思っているの?」

「「神の子様、マジ神様!!」」




――――――――――
500000hit企画第9弾
紅狼様リクエスト「主と赤也/幸村様が実況する」でした。

ゲームは適当に、幸村の最強さが醸し出されるものをチョイスしました。あれは絶対に親切な仲間割れ設計ゲームですよね。

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