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貴女が神か


『忍足侑士』

忍足は2525動画を訪れランキングを見たところ上位に撫子の新しくうpした動画「『ルカルカ☆ナイトフィーバー』を踊ってみた。」を発見。

「お、撫子さんの新しい動画うpされとる。」

迷わずクリック。
今回は白と黒を基調とした服での投稿だ。(顔は大きな紙マスクで目から下を隠してる。)白いブラウスに黒色のフリルのついた短いスカート。そして黒のニーハイ、シンプルでありながらもどこか華やかさがある。

「ヤバいんとちゃう?撫子さんの絶対領域が見れるなんて生きとってよかったわ!撫子さんも足フェチの思考が分かっとるやん。肌を露出しすぎず、太腿の上の方での生肌でさらに5〜7cmの確保とかホンマ神がかっとる!」

クライマックスにさしかかり…。

「あかん、あかんで!?このダンス激しいやん!見えてまう、中見えてまうで!むしろ見る!見とるみんなも同じ事考え過ぎや段幕が出来とる…っと主コメや…。」

『短パンはいてるから恥ずかしくないもん(`・ω・´)』

「撫子さん鬼畜!あげて落とされてもうた!でもタイミングがマジ神や…。」



『仁王雅治』

「ナイスのあわせがしたいのぉ…コミュニティーで募ってみようかの。」

募り始めて2、3日。

「うわ、こんなに来よった…。しかも女子ばっかぜよ。確かに身長差も厚底履きゃぁええが…俺は好かんぜよ…。お?撫子さんじゃ。撫子さんならええかもしれん。女性なのに170cm超えとるとか…ブン太が知ったら怒るのぉ。…よし、撫子さんとあわせをしようかの。とりあえずもう一度撫子さんの写真を見とくか…。)

撫子のコミュニティーにとび一番閲覧されている『高杉晋助』の写真を見ることにした。

「目つき悪っ。…じゃが高杉は目つきの悪いキャラじゃったか…。」

仁王はそのままうpされている写真を制覇する勢いで見始めた。そして撫子がやったキャラは男性ものばかり。全てが全てイケメンに写っている。

「男としてこれは嫉妬せざるおえんのぉ…しかしまぁ、よく目だけで感情を表現出来とるぜよ…。」

撫子の写っている写真はどれも無表情だ。というより撫子のしている男性キャラは表情豊かではない物ばかりだった。しかし、目から醸し出されれる雰囲気を変化させることによって無表情の中にも感情を出している。

「っと、メールを送るぜよ。…こんなハイスペックな撫子さんとあわせが出来るなんて俺はラッキーじゃな。」



『柳蓮二』

柳は自分のサイトの更新を終え一段落ついている。

「今日の考察はこんな物で良いか……撫子さんからメール?」

『マスター…聞いて下さい。ホワイトストーンさんの小説を読んで劣等感にさいなまれています。助けて下さい。後依頼です。』

「ふむ…撫子さんの書く小説もエクスタさんには負けないと思うが…伊達や酔狂で撫子さんのサイトの一日のhit数が10000hitいくわけがないだろう。それに俺の小説を読んで的確に理解して、その感想を述べることが出来る人なんてそうそうと居る訳ないが。撫子さんは自分の才能をもう少し誇るべきだな。お?依頼…。ふむふむ、これはありきたりか、特殊設定か…ありきたりなものだと面白味に欠ける…が、俺の考察と撫子さんの表現力を持ってすれば定石設定でも最高の物になる。」

柳は励ます言葉と考察の結果を撫子へと返信した。

「しかし、撫子さんは多岐に活動しすぎだ。見ているこっちは嬉しい限りだが本人の体調が気になるところだ。無理は禁物だぞ。」



『切原赤也』

「撫子さんの動画はっけーん!やた、まだ三桁だ!」

赤也は撫子の新しい動画「『マトリョシカ』踊ってみた」を発見した。

「あー、撫子さん流石っす。こうなんつーの?動きに無駄がないっつーの?、けど最小限の動きの中にダイナソー(×ダイナソー、○ダイナミック)に表現力出来てんの……つーか撫子さん何気にスタイル良いっすねぇ。って俺は何考えてんだ!でも撫子さん色んな事してて尊敬するっす…歌ってみたに踊ってみた、描いてみた……まだ実況してみたってジャンルは無いんすよねぇ…撫子さんゲーム下手なのかな。だったら俺が教え…ってダメだ!撫子さん岡山県に居るんだった。」

赤也が悔しそうに空を見上げると投稿者コメントに気になる文章が。

「あれ?…え!?撫子さん引っ越したんすか!?東京!?マジっすか…コラボ出来るんじゃね?これ。」



『白石蔵ノ介』

「撫子さんのサイトが更新しとる!」

『今日はお知らせだけです。小説の更新は明日必ず…。』

「かまへん、かまへん。更新してくれてるだけでも嬉しいねん。」

『今までの一次創作の設定を鬼畜、シリアスからほのぼの、甘へと変更します。少しリアルで事件がありまして…鬼畜、シリアスの物は一週間以内には引っ込めます。それまでに読みたいと思っている方は今の内に楽しんで下さい。』

「なんでやー!?俺めっちゃ撫子さんのこれにはエクスタシー感じとったんに、めっちゃその設定俺得やったのに!…でも、うん…撫子さんの小説は神だからどれもエクスタシーやで…。」

白石は一次創作を下げられる前にもう一度読破し始めた。

「―――――っはー…神や、やっぱ神や…引っ込めんといて欲しいなぁ…。しかしリアルで事件が起こって設定変更とか俺みたいに参考人物居るんやろうか?それはないか。」

白石は暇つぶしにネットサーフィンをしようと撫子のサイトのリンクで飛ぼうとする。

「マスタープランさん…いつ見ても無駄のない考察や…惚れ惚れするわ…撫子さんとリンク張りたいなぁ。ダメや…俺のサイトはまだぺーぺーや、もっと…撫子さん位の人気サイトになってから申し込んでみよ!待っといてやぁ!」



『財前光』

「あ…撫子さんが俺の曲を歌いたいって申し出がある、そんなんええに決まっとるやないですか。」

撫子さんからのメールにOKの返事をする。

「撫子さん、野生のボカロじゃないすか…消失や炉心の滑舌と高音が神がかっとる。撫子さんに俺の歌うたってもらえるなんて光栄っすわ。俺的には『ローリンガール』『僕はまだ本気出してないだけ』『バイビーベイビーサヨナラ』『ロストワンの号哭』とかのシャウト系が好きっすわ…。撫子さん…ホント、シャウト系の曲沢山歌ってるやないっすか。次からそんな曲調のもん創ろ…また撫子さんに歌ってもらえるかもしれん。」


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20000hit企画第四弾。
湊様リクエスト『主人公があげた笑顔動画を見るユーザーたちの反応』

笑顔動画での活動と言うよりも主人公が二次元に対する活動という物に対してと言う風になってしまいましたね。柳とか仁王とかは笑顔動画での活動よりもコスやサイトでの交流って感じです。そして、みんなベタ褒めと言う展開、しかたないよね!
時間軸的には財前→忍足→赤也→仁王→柳→白石だと思う。

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