青春Destroy | ナノ


010


「だったら俺立候補します。」

「ん?鳳、マジで言ってんの?」

「はい。」

にこやかに爽やかに滑らかに笑う鳳。

「……Do you ガチ?」

「そ、そんなわけないですよ!ただ宍戸さんが他人の手に渡るぐらいなら俺で考えて下さい。」

「そうだよねー!流石にね!うん、でも君の心意気は買った!良い物を考えれる気がするよ。」

その心遣いでさえもこっちに聞こえる…私のの脳内が末期なのか?

「出来たら一番に見せて下さいね。」

やっぱりガチだよね…18禁って言ったのに……。18禁は止めといたほうがいいのかな。いや、でもそうしないと復讐にならないし。あ、でもからめられるだけでも大きな精神的苦痛を味あわせることが出来るかな。リアリティをあげればどうにか…?

「…分かった。」

「お、おいさっきから脱線しまくってるぜ、激ダサ。」

「まだ言うか宍戸。いいさ、ここは多数決で決めようじゃないの!」

「跡部!」

「お前のその電波削いでやる。」

賛成1/反対0

「宍戸!」

「俺は反対だ。」

賛成1/反対1

「忍足!」

「俺は入ってくれたら嬉しいで。」

賛成2/反対1

「岳人!」

「入ってくれねぇと、俺のさっきの努力が…。」

賛成3/反対1

「ジロー!…は寝てる。次、滝!」

「俺は楽しめそうだから賛成。」

賛成4/反対1

「日吉!」

「練習に支障がなければいいです。」

賛成5/反対1

「樺地君!」

「跡部さんと同じです。」

賛成6/反対1

「鳳!」

「宍戸さんと違う意見です。悲しいですけど。」

賛成7/反対1

「って圧勝じゃん。」

「お前ら正気かよ…。」

「宍戸も見る目ないねー。ある意味やるねー。俺は真似できないな。」

「せやな、撫子がミーハーに見えるなんて、ないわー。宍戸彼女作るときは一言相談しいや…。」

忍足が宍戸の肩をぽんと叩く。

「うっせー!よけいなお世話だ!」

「ねー結局、私はやるべき?帰るべき?」

「やれ。」

「承知しました、跡部サマー。」

「つー分けで反対してた約一名も、これからよろしく!」

ビシッと最敬礼。

口々によろしくと唱えるメンバー達。
楽しいことが起きそうだ。


「ただいま。ニュー我が家、ビバ一人暮らしー!……あー…虚し。」

しかし、私がテニスに関わるなんてなぁ…数年前は考えなかったなぁ。でも良い機会か?偏見でテニスをみるの辞めたいと思ってたし。あの野郎だけは許さねぇぞ。…主な被害(一次創作における、右側のキャラのモデル)に遭わせてるけどね、アハー、ざまぁ。

パソコンに電源入れて。昨日編集した踊ってみたをうpして、コメント欄何書こう……。

『こんにちは、何度目まして撫子です。今回は踊ってみました。前回は歌ってみましたけどね。やりたいことやってたら節操無しになりました。ここでお知らせです。今年から東京に上京してしまい、忙しくなってしまったので今までより更新が遅くなってしまいます。勝手でごめんなさい。これからもよろしくお願いします。』

でおk。あー、疲れた。ツインテール予備軍め覚悟しろ。

「あ、朝練ってあるのかな…。聞いて……誰のアドレスも知らないや。明日聞こ。」

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