朝起きてスル事A※/敏京




「…あ、あー…っはぁ…!」
「ッは…、京君のナカ気持ちいーい」
「んン゛…!」
「京君だーい好き」


敏弥の手が、僕の太股を掴んで広げられて。

勃起した敏弥のが僕ん中にゆっくり入り込んで来た。


中を広げられる感覚に背中をゾクゾクさせて息を吐いて身体の力が抜けた瞬間。

敏弥が一気に最奥まで突っ込んで来た。


敏弥が身体を倒して来て、僕の顔にキスして来たけど。
敏弥の背中に腕を回すとまだスウェットを着たままやって。


顔をずらして、敏弥の唇にキスしながら手をずらしてスウェットん中に突っ込んで。
素肌を撫でながら敏弥の服を脱がして行く。


入ったまま動かんと、敏弥は服を頭から抜く。

熱を持ったソコが疼いて。


上半身裸んなった敏弥は、目を細めて。
また僕の足を抱え直すと、ゆっくり律動を始める。


「あっ、ぁ、敏弥…ッは」
「ん…ッ、京君、」


段々腰が打ち付けられる速度が早くなって来て。

敏弥の首に両腕を巻き付けて快感を享受する。


首筋に敏弥が吸い付いて来て、きゅっと敏弥自身を締め付けるとそれに逆らう様に中を割り開かれる感覚。


慣れた行為は快感しかなくて、気持ちえぇ。


さっきイきそうになっとったから、中を擦られただけでホンマ限界が近い。


肌がぶつかる音が部屋に響いて。


耳元で、段々荒くなる敏弥の息が最高。


身体も頭ん中も犯されとる気がして、もっとって言う様に敏弥の頭を抱えて髪を掻き乱す。


敏弥が僕の足から腕を外して、シーツに肘付いたからその腰に足を絡める。


「あッ、とし、は…ぁン!気持ち、ぇ…!」
「ホンット、京君て淫乱…っ、起きたばっかは嫌がってたのにさァ…!」


耳元で荒く息を吐きながら敏弥の笑う声が聞こえて。


重く深く、内壁を抉られて矯声を上げながら枕に頭を擦り付ける。


「やっ、て気持ち、え、ぇし…ッあぁ…あか、アカン…!イ、きそ…っ」
「イっちゃう…っ?さっきもイきそうだったもんね?ッあは、かーわい」
「あ…ッ、ひ、ぁ!あぁあ…っ!敏弥、としや…っアカンって!」


敏弥が僕の腕をほどいて。
シーツに腕を押し付けられてむちゃくちゃに突き上げられる。


僕の顔を見下ろして高速ピストン。

なす術なく、喘ぐ僕の表情を見て笑みを浮かべる敏弥に、僕も欲情。


敏弥に翻弄される僕を見て、男として気分えぇやろ。

興奮するやろ。


やからもっと僕を気持ち良くして。


「アカン、も…っイく!イってま、敏弥ァ…!」
「イっちゃいなっ、て…!」
「ひぁ…っ、あぁア──!」
「…ッ、」


敏弥が、下から抉る様に何度も早く突き上げて来て。


身体が強張って触られてもない僕自身から精液が飛び散る。


僕ん腹に生温かい感覚。


仰け反って快感に浸る様に身体を痙攣させる。


あー…ホンマ。
ケツで感じるんとか、ありえんって思っとったけど。


ハマッたらむっちゃ気持ちえぇ。


敏弥やないと嫌やけど。


「…きょーくん、俺まだイってねーから。もうちょっと付き合って?」
「ッあ、としや、待っ…!」


息を吐いて、余韻に浸っとったら。
僕の腕を拘束しとった手を離して僕に抱き付いて来た。


また始まる律動。


僕をイかせる為やなく、自分がイく為のその動きに断片的に声を出しながら、敏弥自身を締め付ける。


「ふ、んン…っ、とし、」
「ん…ッ」


敏弥が唇にキスして来て、舌を出して応えたらめちゃくちゃに絡められて。


「は、京君っ、気持ちイイ…ッは、あ゛…!」


ピストンの動きが、射精前の動きになって。

大きく音が響いて、敏弥の動きが僕の奥に突っ込んだまま止まる。


敏弥は息を詰まらせて、何度かゆっくり中を擦って。


そんな時でも、敏弥は僕にキスして来て笑うから。

ホンマかわえぇって思う。
















「敏弥。またヤろ」
「ッ、きょ…!」
「今日オフやんなぁ」
「…うん」
「ならゆっくり出来るな」
「ん…っ」


ヤッてちょっと休んだら、隣で寝転ぶ敏弥を上向かせて腰辺りに跨がる。


ケツん中から、敏弥が出した精液が流れる感覚。


自分自身の、着たままやった部屋着を脱ぎ去る。


僕の下で僕を見上げる敏弥をこれからどうしてやろう。


そう思うとゾクゾクして、唇を舐める。


敏弥のおかげで、バッチリ目ぇ覚めたし。
仕掛けて来たんは敏弥やし、付き合って貰うで。


「京君、大好き…」
「僕も」


僕の太股をヤラしく撫でる敏弥に顔を近づけて唇を舐める。


朝っぱらから。

オフの日に不健全やな。


でも好きやから、しゃーないやんな。

敏弥。




20101222


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