朝起きてスル事@※/敏京
「ん…ッ、なに…」
「あ、京君起きた?」
「…え?とし…?え、何しとん…?」
「んー?」
「ッあ…!」
何か自分の身体に違和感を感じて、うっすらと目を開ける。
部屋ん中が明るくなっとって、朝やって思える、けど。
敏弥が僕の足元におって。
ついでに僕の下半身はスウェット脱がされとって。
敏弥の手が、僕の足を開かせて僕自身を咥え込んどった。
上着は胸元が見えるまで上にずらされとって。
何や寒いと思ったら…。
夢うつつのまま頭が回らんくて気持ちえぇ感覚にふわふわするけど。
え、人が寝とるのに何しとんやコイツ。
ぬるっと生温かい口内に包まれて完勃ちんなっとる僕自身を敏弥が舐め回す。
「は、ちょぉ、待…っ、おま、何して…!」
「んー。京君より早起きしてー、寝顔見てたらムラムラしてー。今日オフだしいいかなって」
「いいかな、ちゃうわ!昨日の夜もヤッたやろアホ!」
「うん、気持ち良かったねー」
敏弥の呑気な声を聞きながら、逃げ様と身体を捩るけど。
開いた足の間に敏弥がおるし太股掴まれとるし逃げられへん。
あんま力入らんしムカつく…!
「とし、離せ、って…!」
「あは、京君寝起きで力入らないんだねー。かわいー!」
「ウッザ」
「いいじゃん。京君の勃ってんだし。ね?」
「……」
ね?、ちゃうわ。
めっちゃ文句言いたいけど、えぇか。
気持ちえぇし。
ふっと身体の力を抜いて、枕に頭を落とす。
微かに敏弥が笑った気配がして、開かれた足が更に高く上げられた。
「…ッは、苦し、」
「京君のヤラしいトコ丸見えー」
「うっさ、」
「舐め舐めしてあげるー♪」
「あ…っ、敏弥…!」
僕は比較的身体柔らかいけど、思い切りちんぐり返しされて。
敏弥の舌が、僕の穴の入り口に這わされた。
舐められて、そこが無意識にヒクつくんが自分でもわかる。
昨日散々ヤッて、シャワー浴びながら後処理して寝てんけど。
また物欲しそうになっとるそこに笑える。
やって敏弥とヤるん好きやし。
朝の寝起きで、強制的にそう言う雰囲気に持っていかれて。
快感に息を漏らしながら、敏弥を見上げると。
目が合って笑い返された。
勝手にエロい事しとんのに、かわえぇなって思った。
唾液で濡らされて、穴から袋の方までゆっくり舐め上げられる。
僕自身、先走りに濡れとるんが目に入った。
敏弥はしつこく舐め回して柔らかい内股の皮膚に吸い付かれて。
見えへんトコやから痕残しとる様やった。
独占欲強い敏弥やから。
「昨日かなりヤッたから結構すんなり入るね」
「んぅ…ッ、あ…!」
「ほら、指根本まで簡単に入っちゃった」
「あっ、ぁ、はぁ…っ」
敏弥が僕の足を下ろして、指を咥えて濡らしたのをゆっくり僕の内部に押し込んで来た。
中の指を回して根本まで入れて、身体を起こして僕の上まで来た敏弥は剥き出しんなっとる僕の乳首にちゅっと吸い付く。
短く息を吐きながら身体を震わせて敏弥からの快感を享受して。
頭がついて行かん、ふわふわしたまま。
でも気持ちえぇ。
「夜の京君てホント淫乱で可愛いけど」
「あ…っ、敏弥、そこ…!」
「朝の京君も素直で可愛いね」
「ンぁ…!は…ッ、うる、さ…!」
にこにこ楽しそうに笑って、敏弥は指を2本に増やして。
さっきより慣れた中は、指を容易に受け入れて。
本格的にピストンされる。
「あっ、ぁ!とし、敏弥…ッ気持ちぇ…!」
「うん。こっちも気持ちイイって言ってるね」
「触っ、たら…!!」
「イきそ?イっちゃう?」
「…ッ、っ!」
敏弥の空いとる手が、だらしなく開いたままやった足を撫でとったけど。
いきなり、僕自身を掴まれて先端を親指で弄られる。
そんなんされたら、イきそうんなるやん。
それでも敏弥は笑ったままで、僕をイかそうと攻める手を早めて来た。
何回も腰が跳ねて。
アカン。
イきそう。
足に力が込もって、枕に頭を擦り付けて。
もうイくって時に、いきなり敏弥が中から指を引き抜いて、扱いとった自身を離された。
「ッあ…!?」
「あは。京君ビクビクしてる。イきたかった?」
塞き止められた熱が身体ん中に籠って暴れ回る。
勝手に身体が痙攣して、眉を寄せて敏弥を見上げると唇が笑みの形を作って見下ろされた。
楽しそうな顔。
ムカつく。
敏弥の癖に。
いつもと違う感じに、一瞬ムッとするけど。
今は敏弥を押し倒すより、むちゃくちゃにされたい気分。
「…は、とし…」
自分で太股を手で掴んで、大きく足を開く。
「敏弥のでイかして。なぁ、デカいんでグチャグチャにしてやぁ…っ」
「…ホント淫乱。たまんない…」
そう言った敏弥は、自分のスウェットと下着をずらして。
勃っとる敏弥自身を取り出した。
軽く扱くそれを見て、僕の身体イジっとって顕著に勃たす敏弥もかわえぇって思う。
早よソレで僕ん中掻き回して。
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