『初めまして、檸絽楓さん。私の自己紹介はさて置いといて、単純明快に伝えると。
この学園都市で八番目という非常に微妙なその位置に腹立った経験はないかしら、あるわよね?
と、いうわけで私が貴女の能力を全力でサポートさせていただきます、間違いなく超能力者になれるわよ。
ちなみに、貴女以外にも沢山そうなりたい人も集めたわ。
絶対に来て欲しいから、念には念を込めて貴女の妹は預かりました、なので1日以内に早急に私の所までいらっしゃい?』

「…馬っ鹿じゃないの」
「どうした?内容は」
「…わたし、超能力者になりたいけど、超能力者は大っ嫌い」

ルームメイトは楓が何を言っているのか理解できない様子らしい。
頭に?マークを浮かべながら、再びベッドに寝転んで気だるそうに話す。

「まあなんだ、どっか行くなら土産買ってこいよ」
「…平和な奴ね、じゃあ行ってくるわ」


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(闇への招待状)


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