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これより先は18禁です。苦手な方はご注意下さい。
18歳未満の方、高校生の方は閲覧をご遠慮下さい。










「ぅ……ん、ンッ、いゃ、あ、くっ…やめっ…」

雪弥は、男のネクタイで両手首を戒められ、全開のシャツから露になった桃色の胸の粒を蹂躙されていた。
男の厚く熱い舌が乳輪をねっとりと舐めまわし、時折粒を歯で甘噛みしたり舌でつついたりしてくる。もう片方のそれも、男の長い指でくにくにと弄られていた。始めはやんわりと、徐々に激しく引っ掻いたり、潰したり、引っ張ったりと弄ぶその愛撫は実に巧みである。
雪弥はすっかり男の手と舌に翻弄され、甘い矯声を上げていた。

腰にじんわりと響く甘い痺れに首を左右に振る。それと一緒に栗色の髪がパサパサと揺れた。首筋に付けられた紅い刻印が髪の隙間から覗く。

「くくっ…随分気持ち良さそうだな。ここはそんなにイイか?」
「ち、がっ……!」
「嘘を吐くな」

ツンと赤く尖ったものをガリッと思いきり引っ掻かれる。

「いっ、ふあぁっ…!」

雪弥は白い首をのけ反らせて甘さの滲む悲鳴を上げた。
口の端から抑えきれない唾液を溢し、悩ましげに眉を寄せるさまは、隠しきれない快楽が見て取れる。

「そんなにいやらしい声を上げて、何が違うと言う?」
「ぁっ…ひ、んっ…」

アラストルは雪弥の溢れた涎を舐めとった。空いた手が腰を撫でまわしてゆっくりと股間に下りてくる。そしてスラックス越しのペニスをやわやわと揉んだ。

「あっ、あっ、ああっ…!やっ、だめぇっ……!」

乳首の刺激で半立ちになっていたそれが、直接的なものに変わったせいで、スラックスを張りつめるまで昇り詰める。溢れ出た蜜が内から染みた。

「ふっ…初やつめ」

アラストルはいったん愛撫を止めると、素早く雪弥からスラックスと下着を奪いとる。
男の巧みな愛撫に苛められたペニスがぷるんと飛び出た。いじましく立ち上がって蜜を垂らしふるふると震えるソレは酷く雄を掻き立てる。
アラストルは熱いため息を吐くと、雪弥の成人男性のものとは思えない未だ包皮の残る無垢な色のペニスをじっとりと視姦した。

「ぁ、やっ…見ないで下さっ…!」

手が縛られているために隠すことも出来ず、仕方なしに膝をすり合わせる。しかし、それは逆に男を誘っているようにしか見えなかった。

「ああ…お前はこんなところまで美しい」
「あぁッ……」

うっそりとアラストルは雪弥のペニスを撫でる。初めて直に与えられた刺激に、内股が震える。
その敏感な反応にアラストルはくつりと喉を鳴らすと、尖端の膨らみをくちゅりと弄った。

「ひあぁ…っ…!」

それだけで雪弥のペニスはくぷりと蜜を溢す。

「…敏感だな」

元々、性に関して淡白で自慰もどこか機械的だった雪弥には、男の愛撫は強すぎた。

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