「幸せなら手をたたこ」

「……?」

「ほら、手を叩きなよ?」

私はとりあえずパンパンと手を叩いた。
なんだろう、この子突然。

「ふふ、拍手っていいものだね。幸せになれるからね。」
「いや、この歌って幸せだから手を叩くんじゃないの?」

ご機嫌そうだから、まあいいけれど。



  
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -