「幸せなら手をたたこ」「……?」「ほら、手を叩きなよ?」私はとりあえずパンパンと手を叩いた。なんだろう、この子突然。「ふふ、拍手っていいものだね。幸せになれるからね。」「いや、この歌って幸せだから手を叩くんじゃないの?」ご機嫌そうだから、まあいいけれど。