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15


「はぁ、いい日だったなぁ」


夜11時。
ベッドにもぐりこんで今日一日を振り返った。
まかさまさかの王道転校生な嘉信くんに出会って、お互い腐男子だということを知って。
驚いたけどそれ以上に共通の趣味を持つお友達ができてとっても嬉しかった。


「王道生徒会か……」


嘉信くんの計画はすごいけど、夢みたいだけど、とってもわくわくしてしまう。
王道転校生として転入してきた嘉信くんなら作りあげてくれるかもしれない。
リアルBLが見れるかもしれない!
わくわくしすぎて目が冴えまくってる。
ベッドサイドに置いていた携帯を取ってお気に入りサイトの更新チェック。
いくつか更新されてたからそれを読んで、幸福気分味わって―――。


「それにしても初めて見たかも……ゲイのひと」


わざわざ自らBLしにくるっていうことは嘉信くんは"ゲイ"ってことだよね。
ノンケだけど王道味わうためにゲイにって、それじゃ本末転倒だし。
僕はノンケだけど、でもBL大好きだから偏見はない。

よし! しっかり嘉信くんの応援してあげよう!
嘉信くんにとっていい恋愛フラグがたつといいな。

そう願いながら、そのフラグを僕もしっかり見たいなぁって思いながら目を閉じた。



だけどフラグは思ってもいなかったところで立つことになって―――。

この今日の出会いが本当に学園を一変するような、僕の生活をすべて変えるようなものになるなんて、この時の僕は全然気づいていなかった。




【王道転校生、来る/了】

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