HONEY LOVE3


圧迫感と異物感。
だけどそんなに苦しいもんじゃない。
もう俺の身体は受け入れることに慣れてしまって、これからの快感を予測して疼いて震える。

「っ……ぁっ」

深いところまで突き刺した優斗さんは動きを止めて衝撃に眉を寄せた俺の頬を撫でた。

「大丈夫?」
「う、ん。優斗さん」

俺の頬にある手を握って指を絡める。

「ありがと」

やっぱこうして祝ってもらえるとすっげー嬉しい。
へらって笑うと優斗さんも笑ってくれて、キスをくれた。
キスしたまま優斗さんがゆっくり動きだす。
あーもうマジで気持ちいい。
必死で舌絡み合わせて身体密着しあったまま優斗さんが突き上げてくる。
触られてないけど俺の息子は肌同士に擦れ合って先走り垂らしまくってて、腰を打ちつけられるたびに身体が震えて優斗さんにしがみついた。
6月下旬、だいぶ暑くなってきてるけどまだエアコンはつけてない。
だからエッチしてたらめっちゃ暑くて汗が流れる。
でも汗でべたついても平気って思えるくらい夢中になっちまう。
背中に回った優斗さんの手に力が入って、支えられながら身体を起こした。
対面座位になって俺も腰を上下させる。
荒い息遣いとローションの溢れる音とベッドの軋む音。
俺の中を抉る優斗さんのに背筋がしなって、首筋に優斗さんが顔を埋めて。
汗ばんだ額が肌に触れて優斗さんの柔らかい髪が気持ちよくって髪の中に指差し込んで触れてみたり。
そんなことしてたら「余裕だね?」って優斗さんが低く囁いてきて激しく律動しだした。

「っ……んっ……あ」

下から強く突き上げられるリズムに合わせて俺も腰を揺らして、後孔からビリビリと電流のように快感が頭のてっぺんまで流れてくる。
よく知った吐精感と、それとは違う大きな快感の波。

「ひ……っぁ、く……っ」

放置されてた俺の息子が掴まれて上下に擦られだした。
頭ん中が一気にもっと激しく快感に支配されて、俺はひたすら腰を振った。

「捺くん」

大好きだよ、って優斗さんがまた俺をベッドに押し倒す。
エッチしてる最中にそう言うこと言われると、なんかすっげぇクルっていうか、なんかヤバイ。

「……お、れも……っ。優斗さんっ……好き……っ、もっと……してっ」

息もできないくらい激しく欲しくなって脚を優斗さんの腰に絡みつかせた。
優しい微笑を浮かべるけど、いつもと違って欲に濡れ切った目と表情で俺を見下ろしていて、それにまた身体が疼く。
響く肌同士のぶつかる音と俺の息子が強く扱かれる快感に吐精感は限界まで膨れてきた。
上から優斗さんの汗が口元に落ちてきて無意識にそれを舌で舐めとったら、エロい、とかなんとか聞こえてきて唇塞がれた。
苦しいくらいに咥内貪られて突き上げられて、身体が小刻みに震えだす。

「んっ……ン……っ」

頭ん中が霞んでく。
自分じゃコントロールできない絶頂感に優斗さんにしがみついた。
ぐり、と鈴口引っかかれて、ラストスパートってかんじでガンガン奥深くを突かれて、舌を絡めることなんてできないで身体を大きく震わせると白濁を吐きだした。
同時に目の前が真っ白になったような射精とは別の絶頂感に襲われる。
ビクビクと震える俺を抱きしめる優斗さんの腕の力が強くなって、後孔で優斗さんのが脈動するのを感じた。

「っ……は……、んっ…ぁ」

お互いイク瞬間離れた唇。
だけどすぐにまた塞がれて、舌が絡みついてくる。
繋がったまましばらくの間キスを続けてた。
気持ち良くて、頭も身体も溶けそうなくらいで。
そんですっげー幸せで、ぬるぬると汗で滑る身体を抱きしめあってた。

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