綺麗なお姉さんは好きですか?D


首に手を回して体重をかける。
後に倒れ込む優斗さんに跨って開いた唇から舌と、そして口の中のものを流し込む。

「ッ……」

いつもより大人しめに動く優斗さんの舌に舌を絡みつかせ、唾液と一緒に混じらせた白いものをこすりつけるように渡した。
くちゅ、と水音が響かせて唇を離す。
シーツに散らばった長い髪。もう口紅はとれてしまってるけど、優斗さんの唇の端から飲み込みきれなかった白濁がほんの少しこぼれていてそれがすっげぇエロイ。
思わずニヤニヤしてしまってたら手の甲で口元を押さえ優斗さんが拗ねたように眉を寄せた。

「……まずいんだけど」
「え? そう? 美味しかったよ?」
「……自分の飲むくらいなら、捺くんの飲みたかったな。最後まですればよかった」
「ごめんね? だって俺がシたかったけど、優斗さんが飲んじゃうのエロそうだなーって最後に思ってさ」

言いながらぺろりと舌を伸ばして拭いきれてない白濁を舐め取った。

「俺が悪戯したかったのに、された気分」
「うん。ごめんね?」

でも後悔はしてないけど。
なんていう俺の気持ちを見透かしているように優斗さんは苦笑して俺の背中から手を下へと下ろしていった。
そして後孔に指を突き挿してくる。

「ンっ」
「捺くん、腰動かして」
「……う、ん」

もう片方の手で俺の息子に触れてきて、なんとなく意図を察して俺は優斗さんのものに擦りつけるようにして動かした。
すぐに優斗さんのものは硬くなってくる。
スカートがめくれ上がってるのがまた卑猥で、マジでなんか妙な気分。

「挿れて?」

そして、充分な硬度をもったところで俺の顔を引き寄せて優斗さんが囁いた。
うわー、やばい。
意味違うってわかってても勘違いしそうになる言葉。
多分わざとだろうってくらいに甘く囁かれて心臓が跳ねあがる。
同時に指が抜かれて俺はゆっくり腰を上げて、挿れた。
もちろん、自分にだ。

「……っ……ぁ。……なんか……変」
「変? なにが?」
「……エロ過ぎる」

ぼそっと呟いたら吹き出された。

「捺くんはいつもエロいよ」
「……そうじゃなくて――……っあ」

根元まで挿れて、そのままでいたら下から突き上げられる。
そうされたらじっとしてることなんてできねーから俺もゆっくり上下に腰を動かしだした。
―――やっぱ変にエロイ。

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