12月4日


"以前見た智優媚薬話が大好きで♪安定の智紀経由で入手した媚薬入りクリスマスケーキとかお菓子を誤って智紀が食べちゃった…みたいな、今度は媚薬智紀×優斗が見たいです(*´ω`*)"


***


「智紀」
「なに〜……んぐ」
キッチンから戻ってきた優斗に呼ばれて顔を向けた途端口になにか突っ込まれた。
口の中にチョコが溶けていく。
「……なにこれ」
つまみを取りに行っていたはずだけど、チョコなんてあったっけ?
「優斗が買ってきたの?」
「いや、冷蔵庫に入ってたよ。一つだけ」
「……」
冷蔵庫に入っていたチョコ。
ぐるり、と思考が一巡。チョコ、チョコって。
『この一粒で朝まで元気ネ!』
と、彫りの深い顔に満面の笑みを浮かべていた某インド人を思い出す。
「……なんでチョコ」
「さっき甘いの食べたいって言っただろ?」
「……優くんやっさしー……。責任とってね」
「責任? なんの」
「これ媚薬入りチョコなんだって。強力な」
あ〜なんかさっそくじわじわ熱くなってきた気がする。
優斗に笑顔を向ければ、眉間に皺を寄せ座ったばかりのソファから立ち上がった。
「じゃ、俺帰るから」
「いやいやいや、帰れないでしょ。泊るっていっただろ?」
「言ってない。明日仕事だし。それじゃあ」
「ちょ、ちょ、ちょ!! ストーップ! 俺に媚薬入りのチョコを食べさせたの優斗だよね? なのに俺置いて帰るとかないよね?」
「ある」
「断言するの」
「ただでさえしつこいねちっこい智紀がさらにしつっこくネチネチするの見えてるし、面倒臭いから帰る」
「……お前、面倒臭いとか言っちゃだめなキャラだろ」
「じゃあ、おやすみ。またいつか」
「だーかーらー!!! ほら、ここ、触って? もうこんななってんだけど」
「キモイ」
「いや、あのね。本当強力らしいから。朝まで元気らしいから。優斗がどうにかしてくれなきゃ俺どうすんの」
「ひとりで抜きまくればいいだろ。……いきなり出すなよ」
「媚薬飲んでひとりで抜きまくるってどんなプレイだよ。とりあえず手貸して。まずは一回優くんの手淫で出させて」
「変態」
「お前犯し倒すから」
「……晄人呼ぼうかな」
「ダメ!!!」


☆おわれ!☆

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