12月9日


トライアングルの宗二×京が大好きなもので、ぜひ…京くんにミニスカサンタコスなんかさせていただけぬでしょうか…!」

***



「宗二!!!」
「どーした?」
ソファで漫画を読んでいたら京太が顔を真っ赤にさせて詰め寄ってくる。
俺は京太の格好をさりげなく眺めて首を傾げて見せた。
「これ、なんだよ!! スカートじゃねーか!」
手にしてるのは赤いスカート。
サンタコスプレ用のスカートだ。
でもって京太はその上だけをいま着てる。
ズボンと思って履こうとしたらスカートで俺に文句ってことだ。
「そうだよ。ミニスカサンタコス、かわいいだろ」
「はぁ!? 俺、女装とかやだぞ!」
「いーじゃん、たまには。クリスマスだし」
そして京太の下はボクサーパンツと、サンタの上着とはアンバランスだけど俺としてはそれでもいいかなって思いもしなくはない。
「じょーだんだろ!」
「じょーだんってことで履いてみりゃいいじゃん」
パンツでいるよりマシだろ、と子供に履かせるみたいに足元へとスカートを持っていってやると、少し躊躇った後おずおずと足を通した。
スカートのウエストはゴムだから簡単に履ける。
でももともとミニな女性用のスカートは京太が着るとさらにミニスカで、ボクサーパンツが裾から見えてしまった。
「パンツ、出てる」
「別にいいだろ。ってか、もう着替える! こういうの美千のほーが似合うから来たら美千に―――っわ!?」
「パンツ、邪魔」
せっかくのミニスカが台無しだから勝手にパンツを脱がせると、ぎょっとしたように京太が後退りする。
膝下まで下ろしていたパンツのせいでバランスを崩して尻もちをつく京太。
俺はすかさずパンツを脱がせて、京太の足元に膝をついた。
「似合ってる」
「似合ってねーし! つーかお前どこ見てんだよ」
俺の視線に気づいた京太がスカートで股間を押さえる。
笑いながら京太を囲うように馬乗りになって、スカートの中に手を突っ込んだ。
「どこって、ここ」
「は!? お、おい、ちょ、なに触ってんだよ!!」
「テスト勉強でずーっとヤってなくて溜まってるかなーと思って。ほら、もう硬くなってきた」
ぐにぐにと掌で包み込んで揉んでやるとあっという間に硬くなる京太のモノ。
「さ、さわるなーって!」
「俺も溜まってんだけど。京太も気持ちいいことスキだろ?」
とっくに臨戦態勢となってる俺のをズボン越しに京太の太腿に押し付けると京太は目を泳がせた。
初めてヤってからもう二ヶ月。
とっくに京太の身体には嫌ってくらいに快感を叩きこんでる。
早々と濡れてきた京太のを扱いてりながら、ヤろーぜー、とキスしたら舌が絡みついてくる。
「っ……ん、っは……そーじ」
このあと美千も来る予定になってる―――けど、来るなってメールしておこうかな。
今日はガッツリ京太を食いたい気分だし。
あーでも久しぶりサンドイッチでイキまくってる京太見るのも楽しいけどどうしよ―――……。
「後も……」
すっかり開発されきった京太は潤んだ目で俺を見つめてくる。
おねだりの仕方もすでに習得済な京太に自分のモノの質量がグンと増すのを実感。
美千にメール打つ暇もないな、と俺は激しく京太の口を塞いで咥内を犯しながら、京太の後孔に指を突っ込んだのだった。

*おわり*

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